以前から気になっていた炭火焙煎の珈琲工房「南蛮屋」が中国産のコーヒー豆を限定販売すると知って思わず注文してしまいました。
「南蛮屋」の「世界珈琲漫遊記」をチェック
自宅で挽いて味わったコーヒー豆の生産地が 45か国でパッタリと止まってしまい、寂しいといえば寂しい今日この頃です。
そんな中、珍しいコーヒー豆が紹介されないかチェックしているサイトがいくつかあり、その中のひとつが珈琲工房「南蛮屋」です。
「炭火直火焙煎ひとすじ」でコーヒーのコクと旨みを引き出しているのだとか。
そして「南蛮屋」の中でも「世界珈琲漫遊記」に期待しているのですが、それが今回、中国の聞いたこともない地域のコーヒー豆だったのです。
「西双版納(シーサンパンナ)」って何だかカッコいい名前ですよね。
「西双版納」も雲南省には違いない
実は中国産コーヒー豆は、すでに雲南省「翡翠(ひすい)」を味わっています。
わざわざ台東区にある「カフェ・バッハ」で買ってきたものです。味は平均的でしたが、中国産を飲めたことは嬉しかったです。
そんな中、今回の「西双版納(シーサンパンナ)」ですが、結局は「雲南省」にあり、正式な地名は「シーサンパンナ・タイ族自治州」。
中華人民共和国 雲南省最南端に位置するタイ族の民族自治州である。名称に含まれているタイ族はタイ族(泰)ではなく、傣族(雲南省に住むタイ族系ルー族)である。
Googleマップによると、確かに雲南省の最南端ですね。
ミャンマーとラオスの国境に接しています。
サイトの解説に農園の情報もありました。
熱帯雨林のある西双版納(シーサンパンナ)はコーヒーベルトの北端に位置しています。標高の高さから昼夜の寒暖差は非常に高く、また年間の温度差は低いこと、肥沃な土壌の秀逸さなどコーヒー栽培の適正から産み出される品質の素晴らしさから、近年高い評価を得た注目の生産エリアと言えます。
【生産国】アジア 中華人民共和国
【農園・標高】孟連タイ族ラフ族ワ族自治県の小農家(標高1,100m~1,300m)
【農園所在地】雲南省 プーアル市 孟連タイ族ラフ族ワ族自治県
【品種・精製】カティモール種 フルウォッシュド精製
農園の所在地は「孟連タイ族ラフ族ワ族自治県」となっています。
ここは「シーサンパンナ・タイ族自治州」ではなく「普洱市(プーアル市)」の一部。いずれにせよ「中華人民共和国 雲南省」の南ということで…。
炭火直火焙煎の「おいしさ」もあるかも
もう能書きは十分なので飲んでみましょう。パッケージは渋いです。
200g で1,296円。送料 756円で合計 2,052円(税込)でした。
裏に紹介シールが貼ってあり、袋詰年月日も明示されています。
封を切ると豊かな香りが!焼き色も濃いブラウンで「炭火直火焙煎」の威力?
サイズは少し小ぶりですが整っており、丁寧な選別が分かります。
お約束の蒸らしでもバッチリ膨らんでいい感じ。
味も酸味、苦味は少なくてバランスよく、ほどよいコクでスッと飲めて、そのあとの甘味も口に漂い、実においしいです。
産地を聞かなければ中国産とは絶対に分からないし、有名産地のスペシャルティコーヒーと言われても納得します。
これが「ワイルドエレファントバレー」の実力なのか、「南蛮屋」の「炭火直火焙煎」に助けられているのかは分かりませんが、文句なしにおいしいです。
どうやら「南蛮屋」で別のコーヒー豆も買って飲んでみる価値はありそうです。
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