新横浜の「ポティエコーヒー」で買ってきた焙煎豆「タンザニア キゴマ ディープブルーAA」を飲んでみました。
キゴマ州はタンザニアの北西部
お店のビンに貼られたシールの説明に産地の情報はありませんでした。
そこで「タンザニア キゴマ ディープブルーAA」で検索すると、いくつかヒットしました。
- タンザニア キゴマ キボー ディープブルー AA 2017/18クロップ│購入・発注│ユーエスフーズ株式会社
- タンザニア キゴマ ディープブルーAA 【250g~】 – 自家焙煎珈琲屋 利休 ~ 福島県須賀川市・郡山市
共通した説明はこちら。きっと同じ資料からの引用なのでしょう。
ダルエスサラームより1,600km、同国最西端でブルンジ国境に近いところに位置しているキゴマ地区が産地です。土は赤く柔らかく肥沃な土地なので風味は十分に安心できるものになっています。
確かに「キゴマ」という産地名はよく耳にします。
Googleマップで検索すると、確かにブルンジ国境近くに「キゴマ州」があり、Wikipedia には『北部ではコーヒーの生産が行われる』とあります。
「キボー」「ディープブルー」「AA」
「ディープブルー」について書かれたページを探すと以下が一番それらしく「キボー」の説明もあります。
“キボー”とはキリマンジャロ山系の中で一番高い山の名前であり、タンザニアで収穫されるコーヒーの中で高品質のコーヒー豆の総称でもあります。
ディープブルーのような深く澄み切った味わいをイメージしています。
前述のサイトでも「規格:キボー S18」となっています。
ちなみに「キボー」で Googleマップで検索すると、確かに「キリマンジャロ」の場所を指して「Ngaje Nga」とも表示されます。
でも「キゴマ」からは離れており、あくまでも「規格名」ということです。
あとは「AA」はタンザニアでは以下の格付けとのこと。
・スクリーン18以上の豆が86%以上ふくまれる
・割れ豆およびエレファントが2%以内
・黒豆無し、豆は緑色
・炒り上がりよく、死に豆1%以内
・異質の味のない健全な味
上記すべてを満たさない豆がグレードA・Bとされるそうです。
キリマンジャロでなくてもおいしい
能書きはこれくらいにして、早速、淹れてみましょう。豆は全体的に丸みを帯びている感じです。「AA」とのことですが、さほど大きくは感じません。
蒸らしの膨らみは十分。一緒に買った「ドミニカ プリンセサ」ほどではないですが、甘く香ります。
ありきたりな表現ですが、ほどよい酸味と、そのあとに広がる甘味が楽しめます。
「ディープブルー」かどうかは微妙ですが、おいしくいただけました。
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