自家焙煎珈琲の「アンダンテ」に再訪して「今日のサービス珈琲豆」の「エチオピア モカ」を買ってきました。
武蔵野市にある自家焙煎珈琲豆の専門店「アンダンテ」でキューバの「クリスタルマウンテン」を購入「モカ」はイエメンにある港町の名前が由来
そういえば以前、「モカ(Mocha)」は「港」の名前が由来だと教わったことを紹介しました。
「コーヒーの絵本」でコーヒーについて何も知らないことを知りました「モカ」はイエメン共和国にある港町ですが、当時はイエメン産だけでなく、対岸のエチオピア産のコーヒー豆も一緒に輸出されたのです。
モカ(英字転写:Mokha、Mocha)は、イエメン共和国の港町である。15世紀から17世紀にかけてコーヒー豆の積出港として栄えた。かつてモカの港からは、イエメン産のコーヒー豆のほか、対岸のエチオピア産の豆も一緒に輸出されたため、両国産のコーヒー豆を合わせて「モカ」と呼んでいる。
気になったので、あらためて Googleマップで検索すると、いまもイエメンに「モカ」という場所はちゃんとありました。
地図で見るとイエメンとエチオピアとの位置関係も分かります。
エチオピアでコーヒー発見という伝説
さらに「カルディ」を調べたときにもエチオピアは出てきました。
コピス吉祥寺の「カルディコーヒーファーム」で「スペシャルブレンド」を買ってみましたエチオピアに住んでいた山羊飼い「カルディ」は、飼っている山羊が丘に生えている赤い実を食べて興奮していたのを見つけ、彼もその実を食べたことがコーヒーの発見になった、という伝説です。
「エチオピア」は東アフリカに位置する連邦共和制国家。東を「ソマリア」、南を「ケニア」、西を「南スーダン」、北西を「スーダン」、北を「エリトリア」、北東を「ジブチ」に囲まれた内陸国。
首都はアディスアベバ。面積は約 110万平方km(日本の約3倍)、人口は約 9,173万人(2013年 世界銀行)とのこと。現在はイエメンの対岸はエリトリアになっていますが、エリトリアは1993年にエチオピアから独立しています。
本当に、このあたりのことは何も知らなくて我ながら呆れます。
「エチオピア・モカ」を挽いていれました
ということで、いつものように豆のまま買ってきて挽いてみました。
「アンダンテ」の紹介によると「ハイロースト(中煎り)」です。
そして「エチオピア・モカ」の紹介文は以下の通り。
ベリー系のジューシーな風味があり、なめらかにコクと甘みが際立ち豊かな香りが楽しめる
そして実際に飲んだ感想ですが、苦味は少なく酸味も甘みも程よく感じられる、とてもバランスのいい味です。
香りもよく「モカ」が日本でも人気の銘柄なのが分かる気がします。
イエメン産の「モカ」も飲んでみたいカモ
こうなるとイエメン産の「モカ」も飲み比べてみたいところです。
「珈琲 完全バイブル」によると栽培地名を付けて
「モカ・マタリ」という名ならイエメンの豆、「モカ・ハラー」や「モカ・シダモ」ならエチオピア産
なのだそうです。「モカ・マタリ」は、ぜひ飲んでみたいです。
ということで、今回は「エチオピア・モカ」を味わいました。
「モカ」いいカモ。
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