「すずのすけの豆」でエチオピア産のゲイシャ種が緊急入荷した、とのことなので早速、いただくことにしました。
「ゲイシャ種」発祥の地はエチオピアの「ゲシャ」
これでゲイシャ種も 4銘柄目になります。
- 誕生日記念にパナマ生まれの「ゲイシャ」を買ってじっくりと味わう(コーヒーロースト)
- パナマ産のコーヒー豆「ママカタ ゲイシャ」を楽しむ(すずのすけの豆)
- コロンビア産のコーヒー豆「ロス・ノガレス農園 モモゲイシャ」をいただく(すずのすけの豆)
ゲイシャ種はどうしても「パナマ産」のイメージが強いのですが、これだけ知名度が上がれば、各国が生産するのは自然な流れでしょう。
特に今回のゲイシャ種は「発祥の地」と言われるエチオピア産なので、どんな味と香りがするのか楽しみです。
多くの品種がティピカを租とするのに対し、ゲイシャ(Geisha)は起源を異にする。1931年にエチオピアで発見され、1960年に中米に伝わった。2004年にパナマ・エスメラルダ農園のゲイシャ種が史上最高値で落札され、一躍注目を浴びた。
- 珈琲 完全バイブル(p.100)
発祥の地と言われる「ゲシャ(Gesha)」は Googleマップの検索ではここのようですが、正しい確証はありません。
でも、なんだかエチオピアでも奥地っぽく、それらしいです。
シダモ県グジ地区にある「ゲレザ農園」
お店で頂いた資料によると生産地域は「エチオピア南部シダモ県グジ地区」。
グジ地区といえばエチオピアでは有名なコーヒーの産地です。
Googleマップの検索ではここですが、これまた正しい確証はありません。
ちなみに「グジ」産は以前も飲んだことがあります。
同じ「シダモ県」には有名な「イルガチェフ」もあります。
いずれにせよグジ地区の「ゲレザ農園」がナチュラルで精製したのが今回の「ゲレザ農園 ゲイシャ」なのです。
ちなみに「ゲレザ」は「アビシニアコロブス(Abyssinian colobus)」という猿の別名(Colobus guereza) とのこと。
- アビシニアコロブス – Wikipedia
By en:User:Cburnett [GFDL or CC-BY-SA-3.0], from Wikimedia Commons
コーヒーの銘柄名ならいざしらず、農園名を動物名にするのは斬新かも。
やはり香りの華やかさは独特
封を切ったとき、なるほど香りは華やかです。ただ、最初にゲイシャを嗅いだときのようなインパクトはなく、慣れもあるかもしれません。
サイズは少し小ぶり。細長いのもあればピーベリーもあり、結構、ばらつきあり。
お約束の蒸らしの膨らみは十分。ここでの香りも華やいだ感じ。
そして味ですが、ほどよい酸味のあと甘味が広がり、なかなかおいしいです。
とはいえ、飛び抜けた感はなく、ひとつの銘柄として楽しめばよいかと。
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