「ベネズエラ ムクカイコーヒー農園」を購入した「Cruise Town Coffee Roasters」でコスタリカ産のデカフェコーヒー豆を販売していたので一緒に買ってみました。
コスタリカ産ブランド豆を使ったデカフェ
いままでデカフェはブラジルやコロンビア産で、ブレンド豆を使っていました。
ブラジル産カフェインレスコーヒー(デカフェ)の味と睡眠への影響はいかに コロンビア産の炭火焙煎カフェインレスコーヒー「まじレスコーヒー」を味わう(南蛮屋)正直「デカフェでも大丈夫」というレベルで「デカフェなのにすごく美味しい!」とまではいきませんでした。
そこでコスタリカ産コーヒー豆、しかも「ジャガーハニー(JAGUAR HONEY)」というブランド豆を使って、どんな仕上がりなのか飲んでみたくなったわけです。
キャラメルやハチミツのような柔らかな甘さと高い香りで大人気のコスタリカ・ジャガー・ハニー。 当商品はそのデカフェ版となります。 シングルオリジンとしても販売していましたが、定番商品化することでより気軽にお試しいただけるようになりました。
デカフェプロセス:ジャーマンウォータープロセス(化学薬品を一切使わない安全な方法)
カフェイン除去率:97.0%
「ジャガー」生息地を守る森林保全活動に寄付
「コスタリカ・ジャガー・ハニー」の商品情報は以下の通り。シングルオリジンではなく、トレスリオス地方およびタラス地方の周辺にある小規模農家による集積ロットのようです。
【原産国】コスタリカ
【デカフェ】THE DECAF COSTA RICA JAGUAR HONEY 100g|CRUISE TOWN COFFEE ROASTERS
【標高】1,400~1,700m
【地域】トレスリオス地方(Tres Rios) タラス地方(Tarrazú)
【品種】カツーラ、カツアイ等
【農園名】周辺の小規模農家による集積ロット
【精製工場】サンホセ郊外にあるボルカフェグループのサンディエゴ工場
【精製処理】ハニー
【デカフェ処理方法】ジャーマンウォータープロセス
【焙煎度】シティロースト(中深煎り)
【カップの印象】Nut, Caramel, Honey, Brown Sugar, Watermelon, Sweet, Clean
それでも収益の一部が「ジャガー」生息地を守る森林保全活動に寄付されるということで「コスタリカ・ジャガー・ハニー」というブランドになっています。
この商品は近年の森林伐採によって絶滅危惧種に指定された「ジャガー」の生息地を守るために、コーヒー豆1ポンド(約450g)につき1セントが森林保全活動に寄付されます。
タラスもトレスリオスもコーヒー産地として有名です。
主要生産地はタラス、トレスリオス、セントラルバレー、ウェストバレー、オロシ、ブルンカ、トゥリアルバの7つです。
コスタリカとコスタリカのコーヒーについて[ Costa Rica ] | SUZUKI COFFEE
言われなければデカフェとは分からない
封を切ったときのコーヒーの香りは普通に美味しそうです。やや深煎り。
蒸らしの膨らみも標準的。
味は幾分かマイルドな感じもしますが、淡い酸味にコクもあり、あとから甘みも残ります。
言われなければデカフェと分からないレベルで、ちゃんと美味しいと思います。