行きつけの「すずのすけの豆」でインド産のコーヒー豆が入荷したので買ってみました。インド産はまだまだ珍しいです。
インド産のコーヒー豆は 2銘柄目
前回、インド産のコーヒー豆を味わったのは 2年近く前です。ぐるっと一周した気分がします。
そのときの情報では
インドでは珍しい単一農園物でロブスタがメイン品種の同国では珍しい高品質なアラビカ種。
ということだったので、まだまだ珍しいのでしょう。
「カラディカン農園」はどこにある?
お店の説明によると今回の豆は
カラディカン農園は、インドコーヒー発祥の地「ババブダンギリ」にある大規模農園で 100年以上の歴史があり、標高は 1,000m。
とのこと。楽しみです。
「インドコーヒー発祥の地」という「ババブダンギリ」を Googleマップを調べても見つかりませんでした。
一方、Google検索では、やたら詳しい情報がありました。
インドにコーヒーノキを伝えたのは、ババ・ブダン(Baba Budhan, Baba Budan)というイスラム教の行者である。
この「ババ・ブダン」とはいかなる人物なのか。それを語るために、インド南西部のカルナタカ州チッカマガルールにある「ババブダンギリ聖堂」(Bababudangiri shrine, ババブダン廟 Baba Budan Dargah)について軽く触れておきたい。
先日、読んだ「コーヒーの化学」の著者、旦部 幸博さんのサイトですね。
そこで「Baba Budangiri」で再度 Googleマップを調べるとありました!カルナータカ州のチクマガルル近くにあるので間違いなさそうです。
いかにも高地で、コーヒー豆が採れそうな場所です。
説明書きの画像にある「TRISHL(トリシューラ)」とは、ヒンドゥー教の神であるシヴァが片手に持つ先が 3つに分かれた槍のことらしいです。
これは「カラディカン農園」の周りに三つの山があることから名づけられたとのこと。
ちょっと調べただけでも、いろいろ面白いです。
果実のような酸味と香りが楽しめる
では早速、いただいてみましょう。
豆はやや小粒。封を切ると、ほのかに甘い果実のような香り。
お約束の膨らみもバッチリ。
少し口に含むと酸味とともに果実の香りが鼻をくすぐり、後味に甘味が残ります。
と、格好をつけて書いたものの、どんな果実の香りかといわれると苦笑いしてしまいますが、とにかく今まで飲んだコーヒーの中でも特徴があります。
200g あるので、じっくり楽しみたいと思います。
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