「珈琲や 東小金井工房」でズラッと並ぶコーヒー豆から次の銘柄を物色しました。
メキシコ産コーヒー豆の実力は?
そんな中で気になったのが「メキシコ カサンドラ」。名前がカッコいいです。
メキシコは位置的にも、赤道を挟んで北緯25度から南緯25度の「コーヒーベルト」エリアに入っているので、コーヒーが有名でも不思議ではありません。
面積は日本の約 5倍で人口は 1億2,233万人(2013年、国連)、首都はメキシコ・シティ。北はアメリカ合衆国、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接しています。
実際、以下の資料では 2013年のコーヒー豆生産量でメキシコは 10位で、主要な生産国のひとつです。
ところが「珈琲 完全バイブル」の「コーヒーの生産地」で紹介された 19か国にメキシコは含まれていません。
また、日本のコーヒー輸入量ではグァテマラやタンザニア、エルサルバドルといった国に抜かれています。
それでも個人的には仕事でメキシコに行ったこともあるので、どんな味か興味があります。なにはともあれ一度、飲んでみたい思います。
早速、マップに追加しました。
「メキシコ カサンドラ」は農園名
「メキシコ カサンドラ」で Googleマップを検索しても、その名の土地はありませんでした。キーワード検索すると、どうやら「カサンドラ」は農園名のようです。
- メキシコ カサンドラ農園《RA認証》 – World Beans Shop
メキシコ最高峰ピコ・デ・オリサバ山(5,700m)の麓に広がるウアトゥスコ地区は良質のコーヒー産地として有名である。ギジェルモ・リバス氏は1983年に農園を購入。
元々牧場として使用されていたが、1990年にコーヒー農園に転換。本格的なコーヒー栽培を1996年にスタート。
標高1,250mから1,450mに位置し、年間降水量1,400mから2,000m、平均気温19℃とコーヒー栽培には理想的な環境であり、肥沃な土壌から生み出されるコーヒーは程よいボディ、甘みがあり、ダークチョコレートの味わい。
「ダークチョコレートのような味わい」というのは興味深いです。
「RA認証」というのは「Rainforest Alliance認証」のことです。
「カサンドラ農園」はこの「RA認証」を受けているというわけです。
カエルのマークが目印です。
おすすめの焙煎度はフルシティ
「珈琲や」では「メキシコ カサンドラ」のおススメ焙煎度はフルシティということなのでお任せしました。
撮影場所やライティングを一定にしないと比較は難しいですが、しっかりローストされています。
いつものように挽いて、蒸らして、注いで、いただきます!
味はしっかりとした苦味があり、先日の「マンデリン トバコ」に近いです。
でも、フルシティーで焙煎すれば、そこそこ苦味は出るし。酸味も抑えられる気がしますが、どうなんでしょうね?
「ダークチョコレートのような味わい」というのは微妙ですが、苦みの中にもほのかな甘みという意味では分かるような気もします。
これもこれでおいしいです。いいんじゃない、メキシコ産。
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