「麻布珈房」で珍しいラオス産の「ゲイシャ」を販売していたので購入してみました。
「ゲイシャ」もすっかり世界に広まった感あり
最初に買った「ゲイシャ」は、あの「パナマ エスメラルダ農園」のものでした。
誕生日記念にパナマ生まれの「ゲイシャ」を買ってじっくりと味わう(コーヒーロースト)もう 9年近く前のことになりますが、当時はまだまだゲイシャ種は希少で、その中でも「パナマ・エスメラルダ農園」のゲイシャ種はありがたみがありました。
多くの品種がティピカを租とするのに対し、ゲイシャ(Geisha)は起源を異にする。1931年にエチオピアで発見され、1960年に中米に伝わった。2004年にパナマ・エスメラルダ農園のゲイシャ種が史上最高値で落札され、一躍注目を浴びた。
珈琲 完全バイブル(p.100)
でも、すでにゲイシャ種は 9銘柄(エチオピア 4銘柄、パナマ 2銘柄)も味わっています。
そして今回は、いよいよ「ラオス」ということで、もうどこでも育てられる感じ。
ラオス南部で国境沿いのチャンパーサック県
「麻布珈房」による「ラオス ゲイシャ」の情報は以下の通り。
ラオス南部のチャンパーサック県に位置するペトラムカ農園は、ミネラル豊富な土壌と穏やかな気候に恵まれた理想的な環境でコーヒーを栽培しています。年間を通じた適度な降雨と優しい日差しのもと、コーヒーの実はゆっくりと甘さを増しながら熟成され、その結果、風味豊かな高品質のコーヒーが生まれます。
ラオス ゲイシャ(Sサイズ)|麻布珈房
Googleマップで検索すると「チャンパーサック県」はラオス南部の県で、タイとカンボジアの国境に面しています。
「ペトラムカ農園」を探すと「Phetlamka Outspan Coffee Estate」がありました。「チャンパーサック県」の中にあるので、ここの可能性が高そうです。
ゲイシャかどうかは販売元を信じるしかない
封を切ったところ、ゲイシャらしい華やかな香りはそれほど感じられず、もちろん見た目でもゲイシャとは分かりません。サイズはやや小ぶり。焙煎は浅めの中煎り。
でも、豆を挽いて、蒸らし中の香りは、なるほどゲイシャっぽいです。
味は苦味がほとんどなく、なんだか紅茶のような味わいで飲みやすく、香りもいいです。