ベトナム産のコーヒー豆「グェン フィ ハオ(Nguyen Phi Hao)」をいただく(UCCカフェメルカード)

吉祥寺「UCCカフェメルカード」で『UCC ベトナムアラビカ品質コンテスト1位受賞』というコーヒー豆「グェン フィ ハオ」を見かけたので買ってみました。

ベトナム産アラビカコーヒー豆も 3銘柄目

ベトナム産はロブスタ種が多く、アラビカ種は珍しかったのですが、いつのまにか 3銘柄目になりました。

前回の「グェン スワン サン(Nguyen Xuan Sang)」も「Nguen(グェン)」なので関係あるのでしょうか?

お店でもらったカードには「エリア:ラムドン州」程度の情報しかありません。

「グェン スワン サン」のエリアは「ダラット」となっていましたが、「ダラット」は「ラムドン省」の省都のようです。

ベトナム人に多い「グエン(Nguyen)」さん

もう少し情報が欲しくて「Nguyen ベトナム」で検索すると面白い記事がひっかかりました。

ベトナム人の名字の多くは、王朝の名(王の姓)からとられています。新しい王朝に変わったとき、反体制である出自を隠すために現行の王家の名を姓とした、などの理由が考えられます。ですから、最後の王朝「阮(グエン)」姓が最も多いようです。ちなみに 「グエン」という姓は、世界で4番目に多い名字 なんだそうです。

ベトナムの姓、国民の4割がグエンさん│ベトナム生活情報サイト、VIETJO Life(ベトジョーライフ)

となると銘柄名が「Nguyen Xuan Sang」と「Nguyen Phi Hao」であっても、まったく別の農園かもしれませんね。

ベトナムで有名なコーヒーチェーン店の名前も「Trung Nguyen Coffee(チュングエンコーヒー)」なのだとか。

これも「Nguyen」という名前が同じだけで、関係はなさそうです。

チュングエンコーヒーはコーヒー生産地として有名なバンメトートーにて栽培されています。

ベトナムコーヒー | ベトナムコーヒーとベトナム茶の専門店 エピス

その『コーヒー生産地として有名』な「バンメトートー」は「ダクラク省」の省都で、「ダラット」からはずいぶん遠いです。

そんなこんなで「Nguyen Phi Hao」が「コンテスト 1位」の銘柄だとすると、もう少し情報を掲載して欲しいところです。

これからが楽しみなベトナム産アラビカ豆

なにはともあれ淹れてみましょう。サイズは中くらいで焙煎も中煎り。

 

蒸らしの膨らみもまずまず。

 

軽い苦味と淡い酸味、あとに広がる甘味という上品な仕上がり。

ベトナム産のアラビカ種、着実に増えてくるかもしれません。

 

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