コーヒーカップとしてサーモスのマグカップ(JCV-270 KU)を愛用してきましたが、いくつか「物足りないな」と感じるところがありました。
JCV-270 ではコーヒーの香りを楽しめない
それは飲み口が小さいので存分には香りを楽しめないということです。もちろん香りますが広がりが足りないのです。
一方、その小さい飲み口のおかげで「より冷めにくいし、こぼれにくい」というメリットがあるので「どちらを取るか」です。
その証拠(?)にコーヒーのレポートを書くときは普通のカップを使っています。
香りの評価をするには、やはりこういった形状がどうしても必要です。
香りも楽しめて保温も期待できるカップ
そんな香りのことを考えているときに見かけたのが同じサーモス製の「真空断熱カップ JDD-400」でした。
これなら香りも楽しめて、ある程度の保温はできそうではありませんか!
早速、購入したのがこちら。
色はグレーを選びました。ピンクのほうが安かったのですが、さすがに…。
手に馴染みます。取っ手はないですが、上に広がる形状で持ち上げやすいです。
早速、コーヒーを淹れて注いでみました
早速、コーヒーを淹れて注ぎましたが、期待通りに素敵な香りが広がります。そして当然、カップの外側は掴んでも熱くないです。
思った以上に底のラバーがテーブルへ置くときのクッションになっていますね。
ステンレス色のため、コーヒーの微妙な色は分かりません。
飲み口はエッジが薄すぎず、厚すぎず、当りがちょうどいいです。
フタがあるマグよりは冷めやすいですが、冷めてもおいしい豆を使っているので大丈夫。アイスコーヒーにもよさそうですね。
そして後半はコーヒーの色も楽しめます。とっても気に入りました!
氷を入れた冷茶を飲むにも最強かも!
一方、冷たいビールや冷茶は背の高いタンブラーがお気に入りです。何年も前に買いましたが、当時はサーモス製が高くて少し安いドウシシャ製品です。
でも、サーモスに負けず立派な保冷力で、氷を入れると本当に長時間冷たいままドリンクを楽しめます。
ただし、これにも微妙な(?)不満がありました。
- 半分くらい飲むと液面が見えず、見た目の涼しさが足りない
- あまりにも氷が溶けなさ過ぎて、溶ける音の清涼感も欲しい
- 氷が溶けずに塊になりやすく、内壁に当たる音が楽しめない
ほとんど「いちゃもん」ですね。
ところが「JDD-400」ですべて解決!どうよ、この見た目の清涼感!
氷は解けにくいし、カップの外も冷たくならず、結露もしません。
しかもカップの一番上のほうだけ少し冷たさも伝わるので、飲むときに唇が「いい感じ」に冷たいです。
麦茶の香りも楽しめるし、分離した氷がカップの内面に当たる音も実にいい!
背の高いタンブラーより倒す恐れも少なく、なによりも洗いやすいのは高得点。
氷を使わないビールはタンブラーのほうがいいですが、氷を使った冷たいドリンクにはカップが圧勝でしょう。
ということで、この夏は「真空断熱カップ JDD-400」がフル活躍しそうです。
いままでのマグのフタや保温力も冬にはありがたいし、ビールにはタンブラーがベターなので「使い分け」たいと思います。
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