昨年はお店で一杯だけ 1,500円でいただいた「インドネシア コピ・ルアック」が、今年も「すずのすけの豆」に登場しました。

「一杯だけ」で評価する自信はまだない
通常、初めての銘柄のコーヒー豆を買ったら最初に一杯淹れてじっくり味わい、それからあらためて「もう一杯」淹れて実際に飲みながら記事を書いています。

なので、基本的にはお店で一杯だけ飲んだ銘柄は「まとめ」には含めていません。
そこで前回、お店で一杯だけ飲んだ「コピ・ルアック」を、今回はエイヤで 100g 買って、しっかり味わってみよう!と思ったわけです。
コピ・ルアク(インドネシア語 Kopi Luwak)とはジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである。
コピ・ルアク – Wikipedia
それにしても 100g 4,000円は立派な値段です。でもネット検索ではもっと高値で売るお店がいくらでもあるので、きっと良心的な値段なのでしょう。

まあ、大量に採れないのは考えればわかるので「希少価値」は認めます。
焙煎した豆はいたって「普通」
立派な箱に入れてくれました。袋はガスで膨らんでおり、今まで飲んだ焙煎したてのコーヒー豆と変わりありません。

封を切ると焙煎豆の香ばしい匂いが広がりますが「けものっぽい」とか、ましてや「フン」を想起させる匂いはまったくしません。

形状も普通ですし、サイズもバラつきは少なく、言われなければ動物が食べ、排出したものから集めた豆だとは分かりません。
蒸らすとちゃんと膨らみますし、特別に香り高いわけではありませんが、しっかりと淹れたてコーヒーのよい香りがします。

とてもマイルドで飲みやすい一杯
肝心の味ですが、酸味、苦味、コクのバランスがよく、イメージと違ってとても飲みやすいです。

本当に言われなければ「コピ・ルアック」と当てることは困難でしょう。
やはり値段が値段なので「記念のギフト」というのが一番似合う気がします。そして「話のネタ」としては抜群の一杯です。
もちろんコーヒーとしておいしいので、あと残り 70g、じっくり大切に味わいます。
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