「マダガスカル コーヒー豆」で検索したら、初めての銘柄が販売中で、しかも手頃な値段なので買ってみました。
100g 1,450円ですが、別に「ゆうパケット」による送料 260円が必要です。
「Specialty Coffee」の生豆を使用している様子
マダガスカル産のコーヒー豆は「サンタトラ」を購入したことがありますが、今回の「ミマ」とは違うようです。

「ばいせん工房」の「ストアコメント」は
マダガスカルでは珍しいアラビカ種でナチュラル製法。上品な果実味が広がり、後味のさわやかさはもう1杯飲みたくなります。
ということで産地の詳細情報などはありません。一方で添付画像に生豆情報があり、仕入れ先は「Specialty Coffee」のようなので、そこには以下のような情報がありました。
ミマ レッドブルボン ナチュラル
生産国 マダガスカル
ミマ レッドブルボン ナチュラル|Specialty Coffee
地域 アンタナナリボ州 ミアリナボ県 アヴァラトリニアボ村
生産者 ミマ生産者組合(MIMA Cooperative)
クロップ 2019/2020
規格 明確な規格なし
欠点規格 丁寧にハンドピックしているのでほぼ欠点なし
スクリーン スクリーン14アップ
木の品種 ブルボン
その他 標高1300メートル、火山性土壌
精製方法 ナチュラル
収穫時期 2020年5月ー6月
2019年のクロップということで新しい豆ではありませんが、焙煎してしまえば問題ないのでしょう。
「アンタナナリボ州」はマダガスカルの中央
「サンタトラ」では地域は「アンタナナリボ州 ミアリナボ県 アンタラヴァ村」となっていました。今回の「ミマ」が「アンタナナリボ州 ミアリナボ県 アヴァラトリニアボ村」なので、同じ「アンタナナリボ州 ミアリナボ県」にありそうです。
「Specialty Coffee」の情報では「ミマ」は『2018年に設立』され、「サンタトラ」は『2018年に再結成された4組合のうちのひとつ』とあるので、同時に設立されたのではないでしょうか。
2018年に設立された生産者組合。ラオジララという女性の町医者が30名の女性生産者を率いて活動している。
2018年に再結成された4組合のうちのひとつ。この組合だけイエローブルボンを栽培している。
いずれにせよ共通する「アンタナナリボ州(Antananarivo Province)」で検索すると Googleマップより Wikipedia のほうが地図的に分かりやすいです。
アンタナナリボ州(Antananarivo Province)は、マダガスカル中央部の州。州都はアンタナナリボ。マダガスカル国内で唯一、海に面していない内陸の州である。
アンタナナリボ州 – Wikipedia
「ミアリナボ県」は「イタシ地域圏」の中
さらに「アンタナナリボ州」は「バキナンカラチャ」「イタシ」「ブングラバ」「アナラマンガ」という 4つの地域県に分かれており、「イタシ地域圏(Faritra Itasy)」の中に「ミアリナリブ(Miarinarivo)」という行政区画があり、これが「ミアリナボ県」のようです。
地方行政区画
バキナンカラチャ地域圏、イタシ地域圏、ブングラバ地域圏、アナラマンガ地域圏
イタシ地域圏
12.Arivonimamo、17.Miarinarivo、18.Soavinandriana
アンタナナリボ州 – Wikipedia
「Faritra Itasy」で Googleマップ検索すると「イタジー」と表記されて見つかりました。その中に「ミアリナリボ(Miarinarivo)」もあります。
さらに「アヴァラトリニアボ村」を Googleマップで探すと「アバーラットリニアボ(Avaratriniavo)」があり、ここは「ミアリナリボ」からも近いので、ズバリでなくとも「このあたり」ということでよろしいでしょうか?
苦味も酸味も控えめでマイルドな味わい
「ばいせん工房」は注文を受けてから焙煎するスタイルとのこと。15日に注文したのですが、その日のうちに焙煎したようで、18日に「ゆうパケット」で到着しました。

サイズはやや小ぶりで焙煎は中煎り。注文欄に「お好みのロースト」があったので「標準(ミディアム)」として注文したので、希望通りの焙煎といっていいでしょう。

蒸らしの膨らみは焙煎して数日のはずですが、そこまでではなく、ほどよい感じ。

味はマイルド。酸味も苦味も控えめで飲みやすいです。

「マダガスカル」だからという特徴はありませんが、ちゃんとおいしくいただけました。
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