思った以上にコクがあって美味しい「ミャンマー バガン」を味わう(0566珈琲製作所)

ウガンダ 伝説のコーヒー 1%リベリカ」を入手した「0566珈琲製作所」ですが、1つでも2つでも送料は同じとのことだったので、ラインアップの中から「ミャンマー バガン」を一緒に購入しました。

政情が心配なミャンマーですが 4銘柄目

政情不安が続いているミャンマーですが、最近では大きな地震もあり、安心してコーヒー生産に取り組める状況になっていただきたいところです。

そんな中、これでミャンマー産も 4銘柄目。

そして「0566珈琲製作所」の説明は以下の通り。

生産地データシャン州イワンガン村に暮らす零細農家が作ったコーヒー。なかなかの品種を取りそろえているので良い香味が生まれるはずです。生豆を見ると品質の良さが良くわかります。しっかりとした深いグリーン色はたやすく仕上がるモノではありません。勤勉なミャンマーの国民性もあるのでしょう収穫後の精製能力は相当なクオリティーです。2012年に米国が経済制裁を解除したため、市場開放が一気に進み、日本にもミャンマーのコーヒーが入ってくるようになりました。 コーヒーにミャンマーというイメージはあまりありませんが、これからドンドン世に出てくるかもしれません。

伝説のコーヒー 1%リベリカ – 0566珈琲製作所

本当に安定して入手できるようになるといいですね。

ちなみに銘柄名の「バガン」はミャンマーの世界遺産の名前で、コーヒー豆の産地とは関係なさそうです。

ところが、その「バガン」も含め、今回の地震で文化遺産は大きな被害を受けた様子。

何もできないだけに、なんとも辛い話です。

最大州の「シャン州」の「ユアンガン」地域

さて、生産地域については「シャン州イワンガン村」とあります。

生産国:ミャンマー
地 域:シャン州イワンガン村
標 高:1300m
生産者:イワンガン零細農家
品 種:カツアイ、S795、カツーラ、コスタリカT8667、ティピカ
精 製:フルウォッシュド
乾 燥:天日乾燥

伝説のコーヒー 1%リベリカ – 0566珈琲製作所

「ミャンマー シャン州」で Googleマップ検索を、思った以上に広いエリアです。

Wikipedia によると、シャン州は 14の行政区画の中で面積は最大で、ミャンマーの総面積の4分の1に当たるとのこと。

シャン州はミャンマーの行政区画である。北は中国(雲南省)、東はラオス(ルアンナムター県とボーケーオ県)、南はタイ(チエンラーイ県、チエンマイ県、メーホンソーン県)に接する。シャン州は、14の行政区画の中で面積にして最大であり、ミャンマーの総面積の4分の1に当たる155,800 km2を占める。州の名前はシャン族に由来しており、同州においてシャン族は多数派である。シャン州はほぼ農村地帯であり、ラーショー、チャイントン、そして州都のタウンジーを除けば大都市は存在しない。州都タウンジーは首都ネピドーの北東150.7 kmに位置する。

シャン州 – Wikipedia

Googleマップで「イワンガン村」は見つかりませんでしたが、Google検索では『コーヒーの一大産地として名高い「ユワンガン(Ywangan)」』という記事があり、読み方の違いかもしれません。

インレー湖の湖畔の町ニャウンシュエから車で約2時間半のところにある、コーヒーの一大産地として名高い「ユワンガン」。緩やかな丘に広がる畑ではたくさんの作物が育てられ、2,000mを超える山々に囲まれた自然豊かな場所でダヌー族の人々が多く暮らしています。

コーヒーと大自然!ユワンガンってどんなところ? | HOME Myanmar

Googleマップで「Ywangan」を探すとありました。「ミャン州」内にあります。

確かに山に囲まれ、コーヒー栽培に向いているのかもしれません。

思った以上にコクが感じられておいしい

パッケージのラベル、世界地図の上に星印でミャンマーの場所を示しています。

封を切ると焙煎は中くらい。サイズは普通ですが意外に粒ぞろい。

蒸らしの膨らみは、少しふっくら。いい香り。

ほのかな苦味と酸味に、しっかりとしたコクが美味しく感じられます。

零細農家が育てたとのことですが、コクのある、とても美味しい一杯に仕上がっています。

なんとか落ち着いて生産できるようになるといいですね。

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