コーヒー豆の自宅在庫がなくなってきたので東小金井の「珈琲や」で「ブルンジ産」から「ンカカ」を
ブルンジ産は 5銘柄目で 約 6年ぶり
「珈琲や」の豊富なラインアップの中でブルンジ産は「ンカカ」と「マバンザ」と 2銘柄。やや浅めの焙煎がおすすめという「ンカカ」をチョイス。
これで「ブルンジ産」は 5銘柄目。前回が 2018年だったので久しぶりです。
相変わらず「ブルンジ」の治安は安定していないようです。
安心してコーヒー生産ができる国になるといいですね。
銘柄情報はあまり詳しく分からない
ストックビンに貼られたメモは以下の通り。あまり詳しくありません。
ブルンジ ンカカ(Burundi Nkaka)
西部ブルンジ州 ブジュンブーラ地方
標高 1200m~1400m
品種 レッドブルボン 100%
精製方法:フルウォッシュド
Googleマップで調べると都市名として「ブジュンブラ(Bujumbura)」が引っ掛かりました。ブルンジのかつての首都だったようです。
「ブジュンブーラ地方」ということなので、この周辺(近郊)で採れたということかもしれません。
一方で「ブルンジ ンカカ」で検索すると「珈琲や」のサイトが見つかり、少し情報が違っています。
ブルンジ ンカカ(Burundi Nkaka)
ブルンジ ンカカ | 珈琲や WEB SHOP
ンゴジ地区
標高 1600m~
品種 ブルボン
天日乾燥
精製方法:フルウォッシュド
おすすめ焙煎度 ミディアムハイ
「ンゴジ」で検索すると Googleマップでは「ヌゴジ」となっています。
こちらのほうがコーヒーが採れそうなエリアではあります。他のサイトでも「ンゴジ県」にあるという情報があるので、たぶん正解はこちらの可能性が高そうです。
1930年代ベルギー人によってアラビカコーヒーの栽培が導入されました。コーヒーを輸出するにはタンザニアのダルエスサラームまで陸上輸送しなければいけません。コーヒーそのものの品質は高いが、長い輸送経路を経て最終バイヤーの手に渡る頃には品質劣化がおきてしまうケースがあるようです。2008年の政府と民族解放軍との和平合意後、コーヒー産業の自由化が進められ、それまで収穫地域を分けずに混ぜられていたロットが細かくウォッシングステーションごとに管理出来るようになりました。160ヶ所以上あるウォッシングステーションは、2013年から民営化が始められたことにより、品質が向上しています。その中心がンゴジで、WSの四分一が集まっています。標高1,250~2,000メートルで栽培されている。ルワンダ同様、平均200本のコーヒーの木から収穫する小規模農家が殆どです。ンゴジ、カヤンザ、ギテガ、ムワロ、ムインガ、クリンドが生産地域で、西部にはタンガニーカ湖となります。
ブルンジ ンカカ ウォッシングステーション|珈琲の時刻
ほどよい酸味とコクを楽しめる一杯
やや小ぶりで、少し浅めの焙煎です。
焙煎直後なので、蒸らしの膨らみも充分。
苦味はほとんどなく、酸味とともにコクが味わえる一杯。
苦味の強いベトナム産ロブスタを飲んだ後なので、こういった浅めの焙煎もいいな、と感じます。