「UCCカフェメルカード」で新しい銘柄が出ていたので「ブラジル シティオ・ダ・トヘ」を購入。
「テイスト オブ ザ ハーベスト 2023」出品ロット
サブタイトルが「テイスト オブ ザ ハーベスト 2023」と書かれているので、入賞ロット?かは分かりません。少なくとも出品ロットなのは間違いないはずです。
実際、半年前にもブラジル国内のコーヒー品評会「TASTE OF THE HARVEST 2023」の出店ロットが販売され、購入して味わいました。
ブラジル国内のコーヒー品評会出品ロット「ゲイシャ サマンバイア農園」を味わう(UCCカフェメルカード)その時の紹介文を再掲しておきます。
テイストオブザハーベストはブラジル国内のコーヒー品評会です。ブラジル国内の生産者が出品したロットの中で、BSCA 認定カッパーによって選び抜かれたもの(カッピングスコア84点以上)が日本の展示会でお披露目となります。その後、展示会場内でカッピングが行われ、その場で買付取引が行われます。出品ロットが限られているため、参加できるのはブラジルコーヒーへの貢献度が高いロースターや輸入業者などに限られています。
※ BSCA=Brazil Specialty Coffee Association(ブラジルスペシャルティコーヒー協会)
ブラジル テイスト オブ ザ ハーベスト2023 ゲイシャ サマンバイア農園販売スタート!
要するに「TASTE OF THE HARVEST 2023」のお墨付きロットということでしょう。
「マンチケイラ・デ・ミナス」と「カルモ・デ・ミナス」
もらったカードにもあまり詳細な情報はなく、特に場所の情報がありません。
そこで「シティオ・ダ・トヘ」で検索すると「シティオ・ダ・トーレ(Sitio da Torre)」で多くの情報がありました。
写真の男性が同じ方なので、間違いないでしょう。
生産国:ブラジル
地域:ミナスジェライス州カルモデミナス(Carmo de Minas)、マンチケイラ デ ミナス
標高:1,100m~1,300mSitio da Torre は高品質のコーヒーの生産地として類まれな気候と山脈の連なる美しい景観に囲まれた世界的に有名なマンチケイラ デ ミナスにあります。スペシャルティコーヒーの生産に相応しい1100-1300mの標高、土壌、気候と、世紀をまたぎ受け継がれ発展してきた伝統的なコーヒーの生産技術が、このコーヒー大国ブラジルの中でも最も評価の高いコーヒーの生産を可能にしています。
ブラジル シティオ・ダ・トーレ イエローブルボン/ナチュラル ITOKU COFFEE
「ミナスジェライス州カルモ・デ・ミナス」はこのあたり。
「マンチケイラ デ ミナス」と「カルモ・デ・ミナス」の関係は以下のページに紹介されていました。
マンチケーラ・デ・ミナスは、保護地理表示の境界領域を形成する25の自治体から構成されています。この地域の生産面積は、56,000ヘクタールです。約8.200のコーヒー生産者がおり、そのうち小規模生産者が約82%です。年間生産量は、130万袋(1袋=60kg)です。
マンチケーラ・デ・ミナスは、2011年に高品質のコーヒーを生産する地域として、地理的表示保護(PGI)(Protected Geographical Indication)の地理的表示(GI)(Geographical Indication)の保護を取得しました。
カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)は、マンチケーラ・デ・ミナスの代表的なコーヒー生産地域です。
ブラジルのコーヒー生産地域(ミナス・ジェライス州):マンチケーラ・デ・ミナス
要するに「マンチケーラ・デ・ミナス」は Googleマップで検索できるエリアではなく『25の自治体から構成されたコーヒー生産地域』であり、「カルモ・デ・ミナス」は、その「25の自治体」のひとつ、という理解でよさそうです。
ほんのり甘い香りとほどよい酸味にコクの味わい
焙煎は浅め。サイズはやや小ぶり。
11月の新銘柄ということもあり、蒸らしのガス発生は元気。ほんのり甘い香り。
ほどよい酸味にコクを感じる一杯。
ブラジル産も 25銘柄目。さすが世界一の生産国です。