いつもの「珈琲や 東小金井工房」でコーヒー豆を選び、焙煎してもらいました。
今回の豆はパプアニューギニア産
これまで飲んだコーヒー豆の生産国はアフリカと中南米が多いので、今回はアジア太平洋エリアで選びたいと思っていました。
そんな中、目に入ったのが「パプアニューギニア」産のコーヒー豆でした。 200g 810円(税別)です。
「パプアニューギニア」は南太平洋にある「ニューギニア島」の東半分および周辺の島々からなる立憲君主制国家とのこと。オーストラリアの北、ソロモン諸島の西、インドネシアの東、ミクロネシア連邦の南に位置しています。
地理的には東南アジアというよりはオセアニアに属するようです。ちなみに「ニューギニア島」の西半分は「インドネシア」になります。
面積は約 46.2万平方km(日本の約 1.25倍)、人口は約 732万人(2013年、世界銀行)。首都はポートモレスビーです。
北東部の山岳地帯「フィニステラ高原」
「フィニステラAA」で検索すると、詳しいページがありました。
- フィニステラAA (生豆300g/1袋) 【パプアニューギニア・東南アジア】 | MUCカフェスタジオ
この中で「パプアニューギニア」のコーヒー豆については
パプアニューギニアの珈琲生産地区は、北東部の山岳地帯に広がっており、ほぼ赤道直下でありながら年間を通して涼しく、ミネラルが豊富な火山性の土壌、南太平洋の太陽、豊かな雨の恵みなどコーヒー栽培に必要な全てを満たし、香り豊かなコーヒーのチェリーが実ります。
と紹介されています。
さらに「フィニステラ(Finisterre)」については以下のような記述がありました。
フィニステラ高原はパプアニューギニア北東部の山岳地帯にあり、南太平洋の太陽と豊かな雨の恵みが、珈琲栽培に最適な背の高いシェードツリーの深い森を育み、そこには色鮮やかな野鳥が数多く生息しています。
素晴らしい森の恵みで風味豊かなコーヒー豆が収穫されている光景が目に浮かぶようです。
また「フィニステラ高原地区有機農業」ということで、認証は得ていないものの、実質的に有機栽培されているようです。
フィニステラ高原地区は開発が遅れていた事もあり、昔ながらの品種、栽培方法を続けていたことが結果として高品質なコーヒー豆の栽培に寄与したと言えます。
有機栽培を昔から行っていましたが、経済的な理由から欧米・日本の有機認証を受けておりません。
「AA」は豆粒の大きさを示すグレード表記で、ケニアでは大粒(7.2mm以上)を意味します。
中煎り(ハイロースト)でとても飲みやすい
「AA」は最も大粒の豆の「規格」です。
焙煎は「珈琲や」にお任せしたところ「中煎り(ハイロースト)」。
自宅で挽いて、ハンドドリップでいれてみると、とても飲みやかったです。
苦味も酸味もほどほどで、とてもバランスのいいコーヒー豆です。値段的にも魅力的といえるでしょう。
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