いつものように「すずのすけの豆」でマスターとコーヒー談義をしていると「ジャクーバード、試してみます?」という話になりました。
「ジャクーバード」コーヒーとは
以前、「すずのすけの豆」で「コピ・ルアック」を飲んだことは紹介しましたが、ずばり「ジャコウネコ」の糞から取り出したコーヒー豆でした。
思ったよりもふくよかに香り、普通においしかったのを覚えています。
そんな「コピ・ルアック」をヒントに、ブラジルで「ジャクー(Jacu)」という鳥の糞から取り出したのが「ジャクーバード」コーヒーです。
喉の部分が赤い鳥のようです。
さらに「ジャクーバード」で検索すると結構、いろんな情報が出てきますが、以下のページが分かりやすかったです。
ジャクーとはホウカンチョウ科の鳥、日本の鳥で言うとキジの仲間に入ります。
この鳥さんが、ルアックやアラミドと同じように、極上の甘いコーヒーチェリーだけを選んでついばみ、体内を通して、農園内に落し物としてコーヒーの実だけを残していきます。
そうなんだ、って感じです。
見た目や香りだけでは分からない
マスターがバックヤードから「ジャクーバード」の袋を取り出してきました。
「少し、けもの臭がするかも」と袋を開けて嗅がせてもらいましたが、特には感じませんでした。まあ、私の鼻は当てになりませんけど。
少量だけ焙煎して、お店では販売しないものでしたが、お願いをして一杯分だけ分けていただきました。本当にありがとうございます。
サイズにバラつきはあるものの、見た目も香りも普通の焙煎コーヒー豆です。
やはり動物臭とかはなく、かといって甘い香りというわけでもありません。
味も普通においしいコーヒーかも
早速、挽いて蒸らしてみましたが、これまた普通のコーヒーと同じ膨らみです。
強くはありませんが、ちゃんとコーヒーの香りもしています。
そして飲んでみました。酸味や甘味はあまり感じられず、ほどよい苦味がある普通のコーヒーといったところです。
後味として苦味の中に少し甘味も感じられ、悪くないです。
私はおいしく感じましたが、どうなんでしょう?とはいえ、ほかの豆より高い値段を出してまで飲むことはないとも思いました。
まあ、希少性はあるので「ジャクーバード?飲んだことあるよ!」と自慢するにはいいかもしれませんね。
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