吉祥寺「UCCカフェメルカード」で『第6回 UCC ベトナムアラビカ品質コンテスト優勝』というコーヒー豆「グェン ティ ウェン ハ」を買ってみました。
「Nguen(グェン)」が付く銘柄名だけど全部違う
「UCC ベトナムアラビカ品質コンテスト」受賞ロットも 3銘柄目になりました。
- ベトナム産コーヒー豆「グェン スワン サン(Nguyen Xuan Sang)」を味わう(UCCカフェメルカード)
- ベトナム産のコーヒー豆「グェン フィ ハオ(Nguyen Phi Hao)」をいただく(UCCカフェメルカード)
どれも名前に「Nguen(グェン)」が付きますが、その件については前回、調べたとおりです。
ベトナム人の名字の多くは、王朝の名(王の姓)からとられています。新しい王朝に変わったとき、反体制である出自を隠すために現行の王家の名を姓とした、などの理由が考えられます。ですから、最後の王朝「阮(グエン)」姓が最も多いようです。ちなみに 「グエン」という姓は、世界で4番目に多い名字 なんだそうです。
それにしても 3銘柄続くと、本当に「グェン」という名前は多いと実感できます。
「UCC ベトナムアラビカ品質コンテスト」も6回目
前回の「グェン フィ ハオ」は 2019年、その前の「グェン スワン サン」は 2017年の「UCC ベトナムアラビカ品質コンテスト」の受賞ロットでした。
そして今回の「第6回」はオンラインで実施されたようです。
その優勝ロットが「グェン ティ ウェン ハ」というわけです。
ベトナム以外でも UCC は複数のコーヒー生産国で「品質コンテスト」を実施。
そして受賞ロットを販売もする、というのは見事な取り組みだと思います。
「グェン ティ ウェン ハ」のエリアは「ダラット」。
この「ダラット」は、これまでも産地として、そしてコンテスト開催地として出てきました。
さすがに優勝ロットなのですから、もう少し絞った情報が欲しいです。
発展がますます楽しみなベトナム産アラビカ豆
さて、淹れてみましょう。焙煎は浅めです。
蒸らしの膨らみは少ないですが、香りは華やかな感じ。
浅めの焙煎なのに酸味は強くなく、ほど良い苦味とあとからの甘みが広がります。
なるほどコンテスト優勝ロットなのでしょう。言われなければベトナム産だとは絶対に分からないです。
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