ずっと飲んでみたかった「ベネズエラ」産のコーヒー豆が、検索したら「生豆」だけど入手可能だったので購入してみました。
ベネズエラ産コーヒーの日本への輸入は 22年ぶり
ベネズエラのコーヒー豆が日本市場に出回るのは2001年以来、22年ぶりだそうです。道理で検索しても見つからず、これまで飲んだこともないわけです。
ベネズエラ産コーヒーの日本への輸入は2001年以来(日本税関調べ)であり、今回のスペシャルティコーヒーの輸入は歴史的な出来事であると言えます。
ー ベネズエラ産スペシャルティコーヒー豆、22年ぶりに日本市場に流通へ | CacaoShares(2023/1/26)
「ワイルド珈琲ストア」が仕入れた生豆も、2023年3月4日に入港したロットのようです。
ベネズエラコーヒーは20余年国外輸出がストップしていました。国内の経済情勢不安と、コーヒーを愛しすぎる国民の国内消費が非常に多く、輸出産品にできなくなっていたのです。
今回は、ベネズエラ大使が現地の生産者、研究者、輸出業者と密に連携しベネズエラコーヒーの輸出を再開させたその第一号となるコーヒーです。世界への輸出は日本が初!
これは、ぜひとも飲んでみたいわけです。
焙煎は「すずのすけの豆」に頼むため生豆で購入
さすがに「生豆」を購入しても飲めないので、行きつけの「すずのすけの豆」のマスターに
ベネズエラの豆、買って持ってきたら焙煎してもらえる?
と尋ねたところ、快諾してもらえました。
そこで『何グラム買えば大丈夫?』と聞くと『最低 500g あればなんとかなるけど 1kg あれば条件を変えて試せますよ。』ということなので生豆 1kg を購入しました。
1kg で 税込 3,640円。送料 920円で 4,560円でした。ずっしりとした手ごたえ。
当然、生豆で購入したのは初めて。焼く前から小ぶりに感じます。
せっかくなので、記念撮影。
ちなみに、同じ「ワイルド珈琲」で一般的なブラジル産生豆で価格チェックしてみました。
1kg で税込 1,790円とのこと。ベネズエラ産はその約 2倍といったところですね。
メリダ州はベネズエラの西、コロンビア国境にも近い
ベネズエラは通称で、正式には「ベネズエラ・ボリバル共和国」なのですね。全く知りませんでした。
ちなみに「ボリバル」とはラテンアメリカの解放者「シモン・ボリバル」という人物名とのこと。
今回の「パラミート農園(Finca El Paramito)」は『メリダ州サンク・クルス・デ・モーラ地区(Merida, Santa Cruz de Mora)』にあるということで、まずはメリダ州でマップ検索。
意外と内陸ではなくコロンビア国境にも近い位置。それでも、国立公園に沿った場所で、自然は豊かそうです。
さらに「Merida, Santa Cruz de Mora」でマップ検索すると、より絞り込まれた感じ。
実際の農園はどこなのか分かりませんが、このあたりということでいいのでしょう。
さて、いよいよ「すずのすけの豆」で焙煎してもらって飲むことになりますが、長くなったので今回はここまで。
「すずのすけの豆」で焙煎してもらったベネズエラ産コーヒー豆「ブラックハニー パラミート農園」を味わう