ブラジル産コーヒー豆で淡い酸味の「トロピカル バイーア ナチュラル」を味わう(すずのすけの豆)

「すずのすけの豆」で新豆が入荷していたので買ってきました。

ブラジル産だけ 20 を超えて現在、23銘柄目

さすがコーヒー豆 生産量 1位の国、ブラジルだけあって、これで 23銘柄目となりました。

ブラジル情報&記事一覧

次に多いインドネシアが 19銘柄なので、現状、20銘柄を超えているのはブラジルだけです。

コーヒー豆 生産国一覧&ランキング

でも、今回は珍しく地域が「ミナスジェライス州」ではなく「バイーア州」となっています。

バイーア州 – Wikipedia

収穫したコーヒーをカアチンガで乾燥

お店でいただいたデータによるとバイーア州の 60世帯以上の小規模生産者が収穫したコーヒー豆のようです。

産地:バイーア州
標高:800~1,200m
品種:カツアイ、精製:ナチュラル
生産者:バイーア州 60世帯以上の小規模生産者様
乾燥:天日乾燥(アフリカンベッド)
規格:No.2、サ イ ズ:16UP

ブラジル東海岸に接しているバイーア地方では最高で1,200mに届く標高でコーヒー栽培を行っており、ブラジル国内でもコーヒー生育にとって最高の条件を備えています。しかし、このロットを育てるエリアでは、収穫期にあたる5月~10月頃は湿気が高くなり、降雨の問題にしばしば直面します。そこで、品質の良いチェリーを気候の安定した場所で乾燥させるべく、収穫後すぐにトラックに載せ約50km離れた乾燥した気候のカアチンガまで輸送します。 コーヒーチェリーがトラックで移動するのは24時間以内と短期間ですが、この間、チェリーは自然に「発酵」し、通常のブラジルコーヒーでは味わえない、クリーミーな質感とフルーティなフレーバーが生まれました。

紹介文中の「カアチンガ」を Googleマップで探すと、つづりは「Caatinga」のようで、いくつかヒットしますが特定は難しいです。一方、Wikipedia で「Caatinga」は植物名で、その植物で特徴づけられる生態地域のことも指すようです。

カアティンガは、ブラジル北東部の内陸部にある半乾燥 熱帯植物の一種であり、この植物によって特徴付けられる生態地域です。 「Caatinga」という名前は、「白い森」または「白い植生」を意味するトゥピ族の言葉です。

※以下の地図のこげ茶色の地域。

Brazil veg 1977.jpg
Public Domain, Link

Caatinga – Wikipedia

淡い酸味からの甘みがトロピカル?

サイズは中くらい。焙煎も中煎り。

蒸らしの膨らみは十分。説明文では『パインやマンゴーなどのフルーティなフレーバーをしっかり持ち、ブラジルらしいナッツ感との調和も取れています』とありますが、正直、パインやマンゴーの香りは私の鼻では分かりません。

味はほどよい苦味にほのかな酸味で飲みやすいです。

「トロピカル」かどうかは微妙ですが、酸味の後の甘みから、そう表現できなくもないでしょう。