ティファールの電気ケトル「Aprecia Ag+ Control」のおかげで、一定温度でコーヒーを淹れるのにも慣れてきました。
設定を 95℃ から 90℃に下げてみた
とりあえず最初は 95℃で設定していたのですが、結果としてコーヒーは従来通りの味わいに淹れることができました。
つまり、これまでの笛吹ケトルから熱湯をドリップポットに移すやり方でも、おおよそ 95℃前後の温度だったのでしょう。
今回、せっかく温度調整ができるので、もう少し下げたら味がどうなるかやってみました。といっても 5℃ 刻みでしか設定できないので 90℃ です。
さすがに 5℃ も違うと、味も変わりそうな気がします。
うまく 90℃ でキープして淹れるコツ
何度か淹れていると気が付いたのですが、最初に設定温度に到達したあとは 30秒ほどで温度が下がり始めます。
でも「保温」にして再び設定温度に戻すと、今後は少し 90℃ でキープする時間が長いようです。
そこで現在は以下の手順でコーヒーを淹れています。
- カップ1杯半の水をケトルに入れ、90℃ 設定で加熱
- 加熱と同時にミルに 1杯分のコーヒー豆を入れて挽く
- 挽き終えたころ(約2分)にはお湯が設定温度に到達
- ケトルを回して撹拌後にカップに 1/3 注いで温める
- プレートに戻すと 88℃くらいなので保温で再加熱
- カップを温めたお湯を捨て、ドリッパーと粉をセット
- 再度、90℃ になったお湯を注いで蒸らしをおこなう
- 30秒ほど蒸らしたら、お湯を追加して希望量を抽出
ポイントは最初に設定温度になったあとケトルを回して撹拌することです。
沸騰前のお湯なので、ケトルの中でも場所によって温度は違うはずです。
撹拌後にプレートへ戻すといきなり数度、温度が下がっているので、90℃で抽出したいなら「保温」による温め直しが必須です。
再度、90℃ になるのはすぐなので手間ではありません。
90℃ で淹れたコーヒーのお味は?
だいぶケトルの扱いにも慣れ、お湯を細く一定に注げるようになりました。
もちろん従来のドリップポットには負けますが、これでも十分いけます。
さて肝心の「90℃に近い温度でコーヒーを淹れた感想」ですが、味は明らかに「マイルド」になりました。
たぶん苦味や雑味が抑えられるのでしょう。なんだか甘味も少し増している気もします。あくまでも「気がします」という主観ですが…。
今後も、この同じケトルを使って同じ手順で淹れたら、温度に関しては一定の再現性があるはずなので、しばらくは 90℃ で淹れます。
次は 85℃ でも試してみます。設定が 2℃ 刻みくらいだともっと細かく調べられて面白いのですが…。
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