まさかの「マダガスカル」産コーヒー豆を飲むことができたので「コートジボワール」でも検索してみたら、なんと「ロブスタ種」ではありますが販売情報を見つけました!
「コートジボワール」でコーヒー豆の産地も 48か国目
自宅で飲んだコーヒー豆の産地が、今回の「コートジボワール」で 48か国目になります。
コートジボワール産のコーヒー豆ほとんどが「ロブスタ種」なので入手は困難と思っていたのですが、なんと「ロブスタ種」として焙煎販売してくれるお店があったわけです。
「ヨシモトコーヒー」は沖縄市知花にある自家焙煎コーヒー専門店とのこと。
沖縄のお店の通販でコートジボワール産のコーヒー豆を入手できるとは予想だにしませんでした。
コートジボワールは西アフリカのギニア湾に面した共和国。かつては象牙の輸出が盛んだったことからフランス語で「象牙海岸」を意味する「コートジボワール」という国名になりました。
※英語では「アイボリーコースト」コートジボワール産のコーヒーは「アイボリーロブスタ」とも呼ばれ流通していますが、単独で飲まれることが少なくブレンドやインスタントコーヒー、缶コーヒーに使われることが多く、店頭に並ぶことがほとんどありません。
なかなか飲むことができない独特の香ばしさと柔らかな苦みのあるほうじ茶や麦茶を思わせる味わいです。
「コートジボワール」2021年の生産量 国別ランキングで 14位
「コートジボワール」は、2021年の「生産量 国別ランキング」でも 14位とかなりの上位です。
15位 中国、16位 コスタリカ、17位 タンザニアよりも上位なのですから「50か国以上」を自慢したいなら外せない国なのです。
それでも「コートジボワール」は、ほとんどがロブスタで日本市場に豆単体では出回らないと諦めていました。
それが今回、販売されていたのですから「ロブスタ」であっても買うしかないでしょう。
コーヒー豆として単独で販売されていることはあまりなく、ほとんどがブレンドになるかインスタントや缶コーヒーの原料となるようです。
それでも、時々インターネットなどで見つけることもできるようですので、機会があれば一度試してみてはいかがでしょうか。
実は以前も「ロブスタ種」は飲んだことがあります。
その時に調べた他の種との比較から「おさらい」しておきましょう。
- ストレートコーヒーとして飲まれているのは、ほとんどアラビカ種
- 世界の生産量の 70~80% を占めているのがアラビカ種
- アラビカ種は「ティピカ」「ブルボン」などの栽培品種に分けらる
- カネフォラ種で生産されている品種は「ロブスタ」がほとんど
- そのため「ロブスタ」とカネフォラ種は、ほぼ同義で使われている
さらに「ロブスタ」の特徴として
- アラビカ種と比べて病害虫に対する耐性が強い。1本からの収穫量も多い
- 高温多湿に強く、乾燥には弱い。標高500m以下の低地で栽培される
- 「ロブスタ臭」と呼ばれる独特な匂いと泥臭い苦みがある
- 苦味は強く、カフェインはアラビカ種の倍以上(2~3%)含まれている
- アラビカ種の増量やインスタントコーヒーに使われ、一般的に価格も安い
とも言われています。
やはりストレートで飲むにはロブスタ種は厳しい
見るからにしっかり焙煎されており、いかにも深入りという香りです。
蒸らしの膨らみは大きく、結構、激しくガスが出る感じ。
苦味もしっかりあり、後味も舌に苦味が残る感じで、苦いコーヒーをガツンと飲みたい人向け、といった感じ。
それでも牛乳で割ってもコーヒーとして主張がしっかり残るので、ブレンドやインスタントコーヒーに使われる、というのも分かる気がします。
正直、リピートしたいとは思いませんが、それでも生産量 14位の国で採れたコーヒー豆を味わえたのはよかったです。
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