コスタリカ産のコーヒー豆「オーロラ農園イエローハニー」を味わう(CAPITAL COFFEE)

コーヒー豆の在庫が尽きそうなので「CAPITAL COFFEE」の「1月のグルメコーヒー」でコスタリカ産の豆を購入してきました。

「オーロラ農園」は飲んだ記憶があるけど

「オーロラ農園」は飲んだことがあるはずと「銘柄まとめ」を確認すると、それはメキシコ産でした。

まあ「オーロラ」なんて一般的な言葉ですからね。

 

「コスタリカ」産もこれで 6銘柄目。

「ハニー製法」を売りにしている農園が多いのが分かります。おさらいで「珈琲 完全バイブル」の情報を箇条書きにまとめて紹介しておきます。

  • 摘み取ったコーヒーチェリーは放置しておくとすぐ果肉部分が腐るので「生豆」にする作業=「生産処理」が必要
  • 「生産処理」は主に「ナチュラル(乾燥)」「ウォッシュト(水洗)」「パルプトナチュラル(半水洗)」の3種類
  • 「パルプトナチュラル」はチェリーから果肉(パルプ)を除去し、ミュシレージ(粘液質)を残して乾燥させる方法
  • コスタリカではミュシレ―ジをミエル(はちみつ)と呼ぶため「パルプトナチュラル」を「ハニープロセス」という
  • 「ハニープロセス」でミュシレ―ジを機械で取り除く率の低い順に「ブラック」「レッド」「イエロー」となる

つまり『コスタリカではミュシレ―ジをミエル(はちみつ)と呼ぶ』ので、コスタリカの豆に「ハニー製法」が多いわけです。

「ハニー」という甘い響きが気を引く見事なネーミングです。

「オーロラ農園」はウエストバレー地区

「オーロラ農園イエローハニー」の説明文には

コスタリカ、ウエストバレー地区に位置するオーロラ農園。

とあります。

以前の「エルバス農園」「サンタアニタ農園」も「ウエストバレー地区」でした。生産地域については以下の記事が詳しいです。

西盆地コーヒー産地(ウェストバレー)

19世紀に、中央盆地から人が流れ、現在のサン・ラモン市、パルマーレス市、ナランホ市、グレシア市ができました。最初に流れてきた住民達が、コーヒーの栽培を始め、この地域の活性化がもたらされました。コーヒーは、盆地や中央山脈の良質な火山質の土壌が広がる斜面で栽培されます。

ちなみに「カンデリージャ」は「タラス地区」、「ラ・グロリア農園」「ラス ラハス農園」は「セントラルバレー地区」です。

 

「Costa Rica finca aurora」で検索すると以下の情報がありました。

この中でより詳しい場所が分かりました。

Geography – San Juanillo, Naranjo city, Alajuela province, Costa Rica

 

Googleマップで「アラフエラ県」の「ナランホ市」に「サン・フアニリョ(San Juanillo)」があるので、多分このあたりですね。

そういえば「サンタアニタ農園」も「ナランホ」でした。

香りよく酸味のあとに甘味がじわっと広がる

とにかく飲んでみましょう。焙煎はやや浅め。サイズはやや小粒。

すでに香りがかなりよくて期待できます。

 

蒸らしの膨らみもまずまず。これくらいがちょうどいいかも。

 

味はほどよい酸味のあとからじわっと甘味が広がるパターンで、なかなかおいしいです。

コスタリカのコーヒー豆、レベル高いです。

 

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