これまでコーヒードリッパーには「カリタ101-D」をメインで使ってきました。

でも、浅煎りのコーヒー豆を使うときは抽出液が落ちるのが少し遅い「メリタ」を使ったりもします。左が「メリタ」で右が「カリタ」です。

「ハリオ」のドリッパーは大きな 1つ穴が特徴
実は「ハリオ」のドリッパーも持っています。珍しく人が訪ねてきてコーヒー 4人分を淹れる必要があったので、大きめのドリッパーを買ったときに、せっかくならと「ハリオ」にしたのです。

「ハリオ」のドリッパーは穴がひとつで大きく、サッと淹れるのに向いています。

でも、浅煎り豆のときなど、少し長くコーヒー粉をお湯に浸け置きしたい気分になります。
ステンレス球が栓となり、浸け置きができる
そんな中、「ハリオ」にドリッパーの穴の下にステンレス球を「栓」にして、それを閉じている間はコーヒー粉をお湯に漬け置きできる「浸漬式ドリッパー スイッチ SSD-200-B」があるのを知りました。
浸漬式ドリッパー スイッチ
コーヒー粉をお湯に浸漬してから抽出するドリッパー。スイッチを押してドリップするので、どなたにでも均一な抽出が可能です。 2019年度グッドデザイン賞受賞。
浸漬式ドリッパー スイッチ|コーヒー関連|耐熱ガラスのHARIO(ハリオ)
これを「Amazonプライムデー」のセール」で 2,435円 で購入。
こちらがパッケージ。

専用ペーパー付きです。「浸漬式」は「しんししき」と読むのですね。

底の部分にステンレス球があり、それをレバーで持ち上げると「栓」が外れるという仕組みです。

レバーの上げ下げだけのシンプルな構造なので、簡単に故障したり、壊れたりはしないでしょう。

下げても、上げても、指を放してもその状態で維持され、まさに「スイッチ」という感じ。
蒸らしたほうがいいかどうかは分からない
同梱されている「使い方」にはコーヒー粉 20g と書かれています。

まずは素直に従ってみました。

「使い方」には「蒸らし」はないのですが、とりあえず蒸らしました。このあと、お湯に浸けるなら不要かもしれませんが、香りを楽しむ「儀式」としても欲しいところです。

そのあと一気にお湯を注ぎましたが、一投目、二投目とか、円を描く注ぎ方とか気にしなくてもいいし、液面の到達ラインを決めておけば計らなくても一定の量になるので楽です。

2分待って、レバーを押します。

落ち切るとこんな感じ。すでに数種類の焙煎豆で試していますが、深煎りほど土手は崩れず残り、浅煎りほど崩れます。いい悪いではなく、そういう傾向です。

いい感じで抽出されています。ほど良い苦みに、コクも甘みも感じられ、まったく問題ないですね。

冷める心配もカップウォーマーがあれば大丈夫
レバーを押したままで使えば普通のドリッパーとしても使えるので、万能ドリッパーといえるかもしれません。
気になる点でいえば、これまでは温度をキープできる電気ケトルで高温のお湯を何度か注ぎ足していたので、最後まで高温を維持できました。

それが一気にお湯を注ぎ、2分間、浸け置きすると少し冷めます。

でも実際にはカップウォーマーもあるので、ほとんど気になりません。

あとは豆の焙煎具合に合わせ、お湯の量や浸け置き時間などで好みの条件を見つけたいです。
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