「UCCカフェメルカード」で 2025年最初の「季節のおすすめ」の銘柄となっていた「ケニア ムトゥトゥイニ」を購入。

ケニア銘柄がアフリカの国の中では 2番目に多い
購入したコーヒー豆の銘柄数でいえば、アフリカで 1番多いのは「エチオピア」産で現在、17銘柄で、2番目が「ケニア」産で 11銘柄目となります。
でも、コーヒー豆生産量だけならアフリカでは「エチオピア」の次は圧倒的に「ウガンダ」ですが、「ウガンダ」は 8割以上が「ロブスタ」なので銘柄数が 6なのも頷けるところ。

それにしても全体 23位の「ケニア」が銘柄数では 9位なのは日本市場で受けがいいということもあるでしょう。

UCC に「ムトゥトゥイニ」情報はほとんどない
今回の「ケニア ムトゥトゥイニ」の産地情報は、もらったカードにもなにもありません。ネット検索しても UCC 関連では見つかりませんでした。
ケニア ムトゥトゥイニ
華やかなスウィートタイプ
完熟オレンジやはちみつのような甘さ、折れたてから飲みごろまでに味わいの変化を感じるコーヒー。
そんな中、「Muthuthuini」で検索すると、ケニアの生産地についての詳しい記事がヒットしました。
今回ケニアの主要生産地の生産者組合と水洗所である”Factory”を頑張って調べましたがなかなか特定するのが難しかったです。・・・・やっぱり大使館に聞きにいかないとダメかな・・・・?と思ってたのですが、その矢先に素晴らしいソースに出会えました!!
Kenya Coffee Directory
なんとこの冊子、ケニア国内の全ての生産者組合、Factory, プライベートエステートの全てが掲載されてます。
コーヒー無限の可能性・・・・テロワール編 ケニアの章 | Roast Design Coffee Blog
この冊子「Kenya Coffee Directory」によると「Muthuthuini」は「NYERI COUNTY(ニエリ郡)」の「RUTHAKA FCS(ルタカ生産者組合)」の農園のひとつのようです。
RUTHAKA FCS(ルタカ生産者組合)
https://coffeefanatics.jp/terroir-kenya/#:~:text=Nduma-,Muthuthuini,-Mukui
- Ruarai
- Kamuchni
- Nduma
- Muthuthuini
- Mukui
- Kibutio
- Karaba
「ニエリ郡」はこのあたり。ケニアの中央州北部のカウンティで中心都市は「ニエリ」。
もちろん「ムトゥトゥイニ」でも検索しましたが何も見つからず、次に「Muthuthuini」で検索すると今度は「マズシイーニ(Muthuthi-ini)」がひっかかりました。微妙に綴りが違いますが「ニエリ郡」の郡境にあり、かなりそれっぽいです。
さらに「Muthuthi-ini Cofee Factory」というコーヒーショップもあり、そのそばに「Ruthaka farmers cooperative hq」もあり、これが「ルタカ生産者組合」なのではないでしょうか。
ということで、これ以上のことは分かりませんが、きっと「この辺り」ということで…。「ケニア山」が望めそうですね。
ケニアの風景を想像しながら味わうコーヒー
気を取り直して封を切ると、サイズはやや小ぶりで中深煎り。

蒸らしの膨らみは抑えられた感じですが、とても落ち着く香り。

中深煎りでも苦味は少なく、淡い酸味のあと、しっかりコクを楽しめます。

ケニアの風景などを思い浮かべながら味わうと格別です。