粒ぞろいのコロンビア産コーヒー豆「クレオパトラ スプレモ」を味わう(CAPITAL COFFEE)

「CAPITAL COFFEE」に立ち寄ると「1月スペシャルティ・グルメコーヒー」として「クレオパトラ コロンビア スプレモ」が限定販売とのことなので買ってきました。

「クレオパトラ」と名付けていいのかな

以前から「クレオパトラ」と銘打たれたコロンビア産のコーヒー豆を見かけることはありました。魅力的なイメージは分かりますが「勝手に使っていいの?」と疑問ではありました。

クレオパトラ7世 – Wikipedia

すると「CAPITAL COFFEE」の銘柄紹介ページに記述がありました。

なぜ「クレオパトラ」という名前なの?

それは農園主の名前が関係しています。

このコーヒーは以前まではミランダ農園という農園で栽培されていました。このミランダ農園の農園主が「シーザー」さんであり、古代エジプトの女王「クレオパトラ」が愛し身をささげた相手が古代ローマの英雄「シーザー」と同じであることから、名付けられました。

残念ながらミランダ農園はなくなってしまいましたが、コーセントラル農協が引継ぎ、今もなお「クレオパトラ」が作られています。

1月のスペシャルティ・グルメコーヒークレオパトラ コロンビア スプレモ | CAPITAL

なるほど。「シーザー」にちなんで「クレオパトラ」ということですね。それでも使っていいのかは分かりませんが、そういえば「ナポレオン」という銘柄もあるので、まあ、ブランド名としてなら許されるのかもしれませんね。

セントヘレナ島のコーヒー豆「ナポレオン」は小さな孤島で採れたにしてはコクがあって美味しい(銀河コーヒー)

ウイラ地区にある「コーセントラル農協」

ウィラ南部にあったという「ミランダ農園」はなくなり、ウィラ地区の「コーセントラル農協」が「クレオパトラ」というブランドを引き継いだそうです。

コロンビア ウイラ地区コーセントラル農協で、一粒一粒ていねいに手摘みされた高品質なコーヒーチェリー。厳しいカッププロファイルに基づき選別し「クレオパトラ」は作られています。

1月のスペシャルティ・グルメコーヒークレオパトラ コロンビア スプレモ | CAPITAL

これまで買ったコロンビア産コーヒー豆の 3分の 1が「ウイラ県」なので、知名度のある「クレオパトラ」ブランドを「ウイラ」地域で引き継ごうとするのは分かる気がします。

「コロンビア」の記事一覧 | コーヒー好き.com

とりあえず「ウィラ(Huila)」の情報はこちら。

残念ながら「コーセントラル農協」で検索しても、それ以上の情報や場所の特定はできませんでした。

「スプレモ」というだけあって粒ぞろい

さすが「スプレモ(スクリーンサイズが 17以上のエクセルソ・スプレモが 80%以上含まれているもの)」と名付けるだけあって、サイズは大きめで粒ぞろい。中煎りですね。

「クレオパトラ」を連想するよるような香りがするわけではありませんが、落ち着いた香りが漂います。

苦味は少なく、酸味の中にほのかな甘みが広がります。

ありきたりな感想ですが、コクもあっておいしいです。

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