吉祥寺の「UCCカフェメルカード」に立ち寄ると「ザンビア」産のコーヒー豆が売り切れ間際だったので思わず購入しました。
この展示状態だと焙煎後、かなりの時間が経過しているので本当は避けたいところですが「苦くないザンビア」を飲んでみたくなったのです。
ザンビアの豆はビターというイメージ
最初に飲んだ「ザンビアAA」は「珈琲や」で一番ビターという位置づけだったので「ザンビア」=「ビター」のイメージを持っていました。
なので「苦味」が強くない表示を見て気になったのです。
前回は「カサマ地区 標高1400-1500m」であり、今回は「カサマ市 1000-1300m」なので、近いけど別の農園なのかもしれません。
とにかく、ザンビアの北部州の州都が「カサマ(kasama)」です。
「ザンビア ンゴリAAA」について
検索しましたが「ンゴリ農園」「Ngori AAA」などで情報はほとんどありませんでした。
それでも以下のページに UCC とカサマコーヒーとの関係が紹介されています。
カサマでOLAM社が栽培しているコーヒー豆(アラビカ種)を今年からUCC上島珈琲株式会社が,同社の原料として使うことになりました。OLAM社はシンガポールの企業で世界中で幅広く事業を行っている大手農業総合商社であり,ザンビアでは3年前からカサマでコーヒーの栽培を始めました。
「AAA」というだけあって、サイズは大き目で揃っています。
苦味少なくほどよい酸味が広がる
早速、挽いて蒸してみましたが、焙煎後しばらく経っているためか膨らみはありません。
「UCCカフェメルカード」店頭での焙煎した豆の展示方法は、もう少し工夫があってもいいと感じます。
肝心の味ですが、少し浅めの煎りのためかちゃんと酸味があり、後からほのかに甘味も感じます。
香りもほどよく苦味は少なく、とても口当たりのいいスペシャルティコーヒーに仕上がっています。
コーヒー豆の探訪を始めなければザンビアという国を知る機会もなかったな~、なんて考えながら、今朝もおいしくコーヒーをいただいています。
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