エチオピアのゲイシャ種発祥の地「ゴリ・ゲシャの森」由来の「ゲシャ・ヴィレッジ農園 ゴリゲイシャ」(UCCカフェメルカード)

「アトレ吉祥寺」を歩いていたら「UCCカフェメルカード」で「ゴリゲイシャ」というキャッチーな名前のコーヒー豆を「数量限定」発売していたので、つい買ってしまいました。

ゲイシャ種発祥の地「ゴリ・ゲシャの森」

ポスターによると「ゴリ・ゲシャの森」がゲイシャ種発祥の地とのこと。

「ゲイシャ」が「エチオピアのゲシャ村(地域)で樹生していたもの」ということは以前から聞いていました。

エチオピアのゲシャ村(地域)で樹生していたものが、いろいろな国に運ばれ、栽培されました。ですので、本来の意味ではゲイシャではなくゲシャが正しいのですが、今ではゲイシャが通称となっています。ちなみに日本の芸者とは関係ありません。

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でも「ゴリ・ゲシャの森」というのは初耳なので検索したところ、以下のような情報がありました。

ゲシャヴィレッジ農園から約20kmに位置するゴリゲシャの森は歴史調査と遺伝子調査からパナマ・ゲイシャが採取された場所と特定されています。農園主Adam氏は、ゴリゲシャの森から持ち帰った様々なGesha種から、カップ品質が最も優れた品種に、原生林の名前からGori Gesha種と名付けました

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「ゲイシャ」種といっても長く複雑な歴史があるようです。

「Gori Gesha Plantation」の場所とサイト

Googleマップで「Gori Gesha」を検索すると「Gori Gesha Mountain Coffee Plantation」がヒット。

「Gori Gesha Plantation」のサイトもありました。

ゴリ ゲシャとして知られる在来種のゲシャ コーヒー品種を使用して、180 ヘクタールのゴリゲシャ原生林の栽培を開始しました。このコーヒー品種はゴリゲシャの森でのみ発見されるユニークな品種です。(Google翻訳)

Gori Gesha Mountain Coffee Plantation

さらに「ゲシャの歴史」のぺーじもあり、詳しいです。

1931 年、リチャード ウォーリー大尉率いる英国領事は、国勢調査のためにコーヒー豆を収集するよう政府から命じられました。彼らはエチオピアの南西部の高地を探索し、何百ものコーヒーサンプルを収集し、分類、整理して、評価のために世界中の研究ステーションに送りました。(Google翻訳)

History of Gesha | Gori Gesha Plantation

このときに「ゴリゲシャの森」で集められたコーヒーサンプルが、タンザニア、ケニア、コスタリカを経て、最終的にパナマのボケテの町周辺で未知の豆を植えられ、ずっと後になって注目されることとなったようです。

そもそもは「香りがいいから」ではなく「病気に強い」ことで注目されたのですね。

華やかだけど深い香りと独特の酸味

約3年ぶりの「ゲイシャ種」ですが、封を切ると華やかだけど深い香りが広がります。サイズはやや小ぶり。

蒸らしの膨らみもあって期待が増します。

口に含むとまずは酸味が広がり、そのあとコクと甘味が余韻として残ります。

いつもながら「ゲイシャ」と思って飲むから、そう感じるのではないかと自分の鼻と舌を疑ってしまいますが、それでも香りも味も素晴らしい一杯なのは間違いありません。100g をじっくり楽しみたいです。

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