「すずのすけの豆」でミャンマー産のコーヒー豆「星山(Qグレード)」が並んでいたので迷わず購入しました。
珍しいけどミャンマー産は 2銘柄目
すでにミャンマー産のコーヒー豆「グットラックユニオン」を飲んだことがあり、これが 2銘柄目となります。
前回はエリア情報がなく、ざっくりミャンマーの情報だけ調べました。
最近では「ロヒンギャ」でも注目を集めていますが、難しい問題のようです。
ミャンマーの中央にあるマンダレー地方域
さて、今回の「星山」はお店の説明書きでは「マンダレー地方域 ピン・ルー・ウィン県」と紹介されています。
ほぼミャンマーの中央ですね。
Googleマップで「ピン・ルー・ウィン」は見つかりませんでしたが「ピン・ウー・ルウィン(Pyin Oo Lwin)」がありました。「メイミョー(Maymyo)」とも呼ばれているようです。
Wikipedia によると
標高約1100メートルと比較的涼しく、イギリス植民地時代に避暑地として開発されたため、英国風の町並みが残っている。
とのことでコーヒー栽培にはほどよい高地のようです。
こんな記事もありました。
ミャンマー北東部、シャン州ユワーガンとマンダレー州ピンウーリンがミャンマーのスペシャリティコーヒーの一大生産地です。
もともとミャンマーにコーヒーが入ってきたのは1880年代後半、宣教師によってもたらされたと言われています。その頃はまだロブスタ種の粗悪な豆しか栽培されていませんでした。
しかし、1996年から政府主導によるコーヒー生産が始まり、品質の高いアラビカ種のコーヒー豆の栽培が開始されました。
アラビカ種の栽培は比較的、最近なのですね。
「星山」は「SEIZAN(せいざん)」と読む
なぜ「星山(SEIZAN)」という名前がついたのか気になるので検索すると、こんな紹介がありました。
星山(セイザン)は、ミャンマーの星空に輝く星々のように輝いてほしいという願いと、これからのミャンマーコーヒーを担っていく一番星になってほしいという思いから名づけられました。
– アビステラコーヒー – ミャンマー 星山スペシャルティG1 150g【受注後焙煎】コーヒー豆 スペシャルティコーヒー|Yahoo!ショッピング
まあ、気持ちは伝わりますが、上記の理由で漢字圏でもないミャンマーが「SEIZAN」と名付けたというのは違和感があります。
たとえばインドネシア産のコーヒー豆「バリ バツールマウンテン」を日本向けに「神山」と名付けたのは理解できます。
なので今回も「Star Mountain」を「星山」にしたのかと予想したのですが「SEIZAN」とは…、たぶん日本向けのブランド名なのでしょう。
飲んでビックリの期待を越えたおいしさ
なにはともあれ飲んでみましょう。サイズは中くらい。
いつものように蒸らしてから抽出。よい香りです。
そして飲んでビックリ!期待以上においしいのです。酸味や苦味は少ないけどコクがあり、そのあと甘さが広がる感じです。
「Qグレード」というのもうなづけます。
Qグレード(Q-Grade)とは高い品質を持つコーヒーに与えられる称号で、SCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)のカッピング採点基準に基づき 80点以上の高評価を獲得したコーヒーロットに与えられます。
これで 200g 1,100円は「お買い得」です。気に入りました。
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