吉祥寺の「UCCカフェメルカード」に立ち寄ると「ブラジル」を特集しており、5種類のブラジル産スペシャルティコーヒーが販売されていました。
ブラジルの面積は日本の 22.5倍
ひと口に「ブラジル産」といっても、ブラジルの面積(851.2万平方km)は日本(37.8万平方km)の 22.5倍もあります。
今回のフォルタレーゼ農場のある「パラナ州(略称 PR)」だけで日本の半分以上の面積(19.9万平方km)があります。
「パラナ州」はブラジルの南部で、対蹠地(地球の裏側)が沖縄県です。
そう考えれば「ブラジル コーヒー」でフェアを開催できるのは納得できますし、いろんな豆を楽しめそうです。
「フォルタレーザ農場」の特徴は
「ブラジル コーヒー ストーリー」の冊子によると
1950年代に起きた霜の影響でコーヒー量は大幅に減少してしまい、近年、パラナ州のコーヒーを飲む機会が減っていました。
ということもあり、お店の人からも「珍しい」と言われて飲みたくなりました。
そして「2015年ナショナルウィナー受賞ロット」だそうです。100g 1,080円(税込)でした。
能書きによると
ブルーベリーやプルーンのような風味とミルクチョコレートのような後味
とのこと。楽しみです。
それから品種は「アララ種」「イエローカツアイ種」とあります。
「アララ種」というのは初耳で検索すると、どうもブラジルのコーヒーブランドのひとつのようです。
ARARA18は、もともとブラジルの高品質コーヒーを産出していたサンパウロ州アララクアラ地区で誕生しました。その後、この地区で収穫されるコーヒーの品質が低下しはじめてからは、現在のブラジルの良質コーヒーを産出するフランカ、モジアナ地区に移行しARARAの持ち味を変えることなく、お客様に慣れ親しんだARARAの名をそのままブランドとして使用し今日に至っております。
なので「種」の名前なのかは微妙です。
ほどよい酸味と苦味のバランスがいい
豆のサイズは平均的か少し小粒かもしれません。
「UCCカフェメルカード」は焙煎した日が分からないのですが、蒸らすとちゃんと膨らみ、芳ばしく甘い香りも漂ってきます。
ほどよい酸味と苦味、そして後味には少し甘味が残ります。少し冷めると酸味が強く感じられます。
いつもながら「ブルーベリーやプルーンのような風味」という表現はピンときませんが、なにはともあれ、おいしくいただけました。
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