タンザニア産コーヒー豆「スイートナチュラル」を味わう(東小金井自家焙煎「すずのすけの豆」)

コロンビア サンアグスティン」を飲み終えたので、次のコーヒー豆を「すずのすけの豆」に探しに出かけました。

タンザニアといえば「キリマンジェロ」

これまでに購入したコーヒー豆の産地をまとめています。

その中でコーヒー生産量の少ないタンザニアが、日本の国別輸入量では上位にいることを紹介しました。

 

そんなタンザニアは中央アフリカ東部の共和制国家で、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、ザンビア、マラウイ、モザンビークと国境を接しています。

面積は日本の約2.5倍、人口は 4,925万人(2013年:世銀)で首都はトドマ。農業従事者は労働人口の約74%という農業国です。

 

もともと「キリマンジャロ」は、タンザニア北部にあるアフリカ最高峰のキリマンジャロ山域で、ケニア国境近くのモシ地方で栽培収穫された果実から加工生産したコーヒー豆のブランドとのことです。

 

しかし現在では「タンザニア産の水洗式アラビカ種コーヒー豆」を総称するブランドと紹介されています。

 

Wikipedia 以外のページでは「水洗式」かどうかは書かれておらず、要するに『キリマンジャロ=タンザニア産アラビカコーヒー豆』が定義のようです。

  • キリマンジャロ | Coffee Network

全日本コーヒー公正取引協議会の定める公正競争規約によると、
『キリマンジャロ=タンザニア産アラビカコーヒー豆をいう。但し、ブコバ地区でとれるアラビカコーヒーは含まない。』
との規定があるのみです。

『キリマンジャロのブランドに固執しているのは日本人だけ』という記述もあり、面白いです。

タンザニア産の「スイートナチュラル」

「すずのすけの豆」の店頭ショーケースにある「タンザニア スイートナチュラル(200g 1,100円)」の説明書きがこちら。

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タンザニア産で「キリマンジャロ山 南麓の一部の農園だけで生産」ですが、あえて「キリマンジャロ」とは名乗っていないそうです。

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完熟チェリーを収穫して天日乾燥させる「ナチュラル(非水洗式)」で生産しているためかもしれません。

 

自宅で袋を開けると、いつもながら焙煎したてのいい香りです。

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これまた、お約束の通り蒸らすとモコモコになります。

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最近は苦みやコクの強いコーヒーが続いていたので、これはマイルドな味がします。酸味もありますが強くはなく、トータルで飲みやすいです。

お店の名前「すずのすけの豆」の由来は

ちなみに「すずのすけの豆」のマスターに店名の由来を聞いてみました。

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するとご本人の名前が「鈴木真悟」さんで、息子が「しんのすけ」君ということで「すずのすけの豆」にしたとのこと。

 

また、味のあるイラストはイメージを伝えるとその場でハンコを手彫りしてくれる方(norio さん)にお願いして作ったそうです。

おいしいコーヒーだけでなく、マスターのお人柄にホッコリしました。どうも、ごちそうさまでした。

 

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