「南蛮屋」で『ベトナム 2019 バレル エイジド』は 918円なのに送料が 770円と割高になるので、『ベトナム マイリーさんの珈琲』も一緒に購入しました。
「バレル エイジド」と同じベトナム産なので比較にもいいと思ったのです。
ベトナム産のアラビカ種も着実に充実
これでベトナム産のコーヒー豆も 5銘柄目になります。
- グランカフェ(加藤珈琲店)
- グェン スワン サン(UCCカフェメルカード)
- グェン フィ ハオ(UCCカフェメルカード)
- 2019 バレル エイジド(南蛮屋)
ベトナムといえばロブスタ種(全生産量の95%)のイメージでしたが、アラビカ種のコーヒー豆もかなり充実してきた感があります。
今回の『ベトナム マイリーさんの珈琲』は UCC主催の「ベトナムアラビカコンテスト」で入賞した銘柄です。
UCC上島珈琲は5日、ベトナム中部高原ラムドン省ダラット市で第5回「ベトナムアラビカコンテスト」を実施した。参加した生産者は過去最多の112と、昨年から2倍近くに増えた。
以前、「UCCカフェメルカード」で飲んだ「グェン スワン サン」「グェン フィ ハオ」も同じコンテストの入賞豆です。
家族経営の小農家が選別したロット
『ベトナム マイリーさんの珈琲』の説明文では
僅か2ヘクタールの栽培面積で年間生産量5,800kg(60kg麻袋約100袋)という家族経営の小農家ですが、その中から今年のコンテスト用として特別に選別された1,750kg(60kg×23袋)が、今回評価を受けた特別な入賞ロットとなります。
【生産国】アジア ベトナム社会主義共和国
【農園・標高】ファン・ティー・マイリーさんの小農園(標高1,200m~1,500m)
【農園所在地】ベトナム 南中部 ラムドン省 ダラッド市近郊
【品種・精製】カティモール種 ウォッシュド精製 天日乾燥
とあります。「2019 バレル エイジド」もそうでしたが「ラムドン省」の「ダラット」がベトナムのアラビカ種コーヒー豆のメッカといった感じになっています。
甘さを伴う酸味でマイルドな味わい
では、淹れてみましょう。封を切ると、やや深煎りの焙煎豆の香ばしさが広がります。
さすがに「2019 バレル エイジド」ほどの個性はありませんが、心落ち着く香りです。
蒸らしの膨らみもしっかり。
苦味は煎り具合からすると意外と少なく、また酸味には甘さが伴ってトータルでマイルドな味わい。
こちらの銘柄もしっかりとおいしいです。ベトナム産のアラビカコーヒー、今後も楽しみです。
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