「エチオピア ゴゴグ(Gogogu)」で穏やかな酸味とじわっとくる甘みを楽しむ(andoh coffee)

自宅在庫が切れたので「andoh coffee(アンドーコーヒー)」で浅煎りコーヒー豆を買いに行きました。

「アンドウコーヒー(andoh coffee)」吉祥寺店が 2025年6月15日 に「五日市街道」沿いに移転オープン

品種は「原生種」と地域の「固有品種」

「andoh coffee」の公式サイトに「Ethiopia / Gogogu」の詳細情報がありました。

【生産国】Ethiopia(エチオピア)
【エリア】Guji, Uraga, Gogogu(グジ、ウラガ、ゴゴグ)
【生産処理】Washed(ウォッシュド)
【品種】Local Variety Heirloom, Kurume, Dega, Wolisho(原生種、クルメ、デガ、ウォリショ)
【標高】2200m

このGogoguはGujiのウラガ・ウォッシングステーションで生産処理をされています。このステーションには14の整備された発酵槽と310台の乾燥棚があります。コーヒーの木は通常、シェードツリーの下で育ち、主要な品種は現地でクルメ、デガ、ウォリショと呼ばれています。

Ethiopia エチオピア / Gogogu ゴゴグ | andoh coffee

前回、「andoh coffee」で購入した「エチオピア アゼブ タデッセ」の「品種」が「Ethiopian Heirloom(原生種)」でした。

「エチオピア アゼブ タデッセ(Azeb Tadesse)」で浅煎りの酸味と甘味を楽しむ(andoh coffee)

検索して調べると、以下のような情報がありました。

“Heirloom”の意味

プログレッシブ英和中辞典によると、”Heirloom”という言葉は「(先祖伝来の)家宝;世襲財産」と定義されています。
しかし、この言葉は、この国に自生する多くの野生種や遺伝子的に未定義の品種の総称として用いられることが多いです。現在、エチオピアには1万から1万5千ものエアルームがあるとされており、そのほとんどは正式な遺伝学的な調査がなされていません。

【品種/Heirloom】エチオピアのエアルームを探る|東島 優太 / Layers coffee

今回は「原生種」に加えて「クルメ」「デガ」「ウォリショ」という品種も並んでいます。検索すると以下の情報は見つかりましたが、地域固有の品種なのですね。

エチオピアには1万種以上の品種が存在しますが、そのいずれかを大規模に栽培することは困難とされています。なぜなら、それぞれの品種には独自の栽培要件があり、国内の特定の地域の栽培環境に適合していることが多いからです。

例えば、Bedessa/Baddessa(ベデッサ/バデッサ)、Kurume/Khudumi(クルメ/クドゥミ)、Miqe(ミケ)、Sawa(サワ)、Wolichu(ワリチュ)といった品種はグジ地域の固有品種で、Kurume/Khudumi(クルメ/クドゥミ)、Dega(デガ)、Wolisho(ウォリショ)といった品種はゲデオ地域の固有品種です。このため、国内での品種の移植は必ずしも最善策とは言えないのです。

【品種/Heirloom】エチオピアのエアルームを探る|東島 優太 / Layers coffee

ここまでくると、現地の人でも区別がつかないのではないでしょうか。

「Guji, Uraga, Gogogu(グジ、ウラガ、ゴゴグ)」

エチオピア産のコーヒー豆で「グジ(Guji)」はときどき出てきます。

エチオピア産のコーヒー豆「グジ シャキッソ」を深煎りでいただく(なつみ珈琲店) 土居珈琲『「旬」の味わいを愉しむ銘柄 3点セット』でエチオピア産グジ・クオリティーワンをいただく

Googleマップで「グジ(Guji)」を調べると、このあたりになります。

さらに「Guji Uraga」で検索すると「ኡራጋ።」で絞り込めます。ちゃんと「Guji」の中にあるし、近くに「Yirga Chefe」もあって、それっぽいです。

さらに「Gogogu」でも検索すると「Wate Gogogu」が見つかり、これが「Guji Uraga」内にあります。

いつものように「このあたり」といった感じでいいでしょう。

穏やかな酸味に、じわっとくる甘み

今回の「Gogogu Ethiopia」は 10/8 に焙煎されたもので、焙煎して約 1週間となります。

封を切ると焙煎は浅く、サイズは小粒。でも、粒は揃っています。

蒸らしの膨らみはほとんどありません。

穏やかな酸味で、じわっと甘みが感じられる、浅煎り豆に対する期待通りの味。

やはり「andoh coffee」の浅煎り豆はおいしいです。

こちらの記事もいかがですか?

「エチオピア アゼブ タデッセ(Azeb Tadesse)」で浅煎りの酸味と甘味を楽しむ(andoh coffee) 「アンドウコーヒー(andoh coffee)」吉祥寺店が 2025年6月15日 に「五日市街道」沿いに移転オープン 吉祥寺ハモニカ横丁のコーヒースタンド「アンドウコーヒー(andoh coffee)」は豆 200g 購入で一杯、淹れてくれる …移転