偶然に見つけた「珈琲や 東小金井工房」で「ブラジル ブルボン アマレーロ」を焙煎してもらったところまではお話しました。
焙煎したてのコーヒー豆ってどんな感じ
自宅で紙袋から取り出すと、中からこれまたオシャレな紙袋が現れました。
早速、封を切ってみると、ふわっと挽きたての(ような)香りが立ち上りました。
ちゃんと紙の内側にはフィルムが圧着されているようです。
きれいにこんがり焼けています。色も大きさもほぼ均一な感じがします。
これを挽いてみると、驚いたことにいままでの豆に比べて柔らかいです。ガリガリではなく、サクサクと挽けました。
これは豆の種類のせいなのか、焙煎の仕方のせいなのか、まったく分からないので、次回に「珈琲や」で聞いてみようと思います。
「珈琲や」の「ハンドドリップ講座」
「珈琲や」でハンドドリップの手順を紹介したパンフレットをもらいました。
本当に「至れり尽くせり」といった感じです。
サイトにも紹介されているのですが「ポイントは80度」となっており、苦笑いしました。
もちろん「基本は80度~85度」「あまり神経質になることはありません」とも書かれているので問題ありませんが、それでもパンフレットと統一したほうがいいかもしれません。
興味深かったのは以下の 2点です。
- 挽いた豆を入れ、平らにしてまん中に穴を開ける
- ここ(蒸らしの途中)で落ちたお湯は使いません
「まん中に穴を開ける」手順は、これまで調べたサイトや書籍では見当たりません。
「おいしいコーヒーのいれ方」解説と動画を比較それでも「お湯を均等に行き渡らすため」というのは理解できるので、とりあえずやってみました。
写真ではよく分かりませんが、蒸らしによる膨らみは、いままでで一番、良かった気がします。
あと蒸らした途中で落ちた分は捨てるのはもったいなく感じました。
「ブラジル ブルボン アマレーロ」の味と香り
肝心の味と香りですが、焼きたてで挽きたてのせいか、香りはいつも以上に楽しめたと思います。
正直、味のほうは、飲みやすくてコクがあっておいしい、までは書けますが、それ以上はムニャムニャといったところです。
一応、いろんな本やサイトの情報から「ブラジル ブルボン アマレーロ」というコーヒー豆についてまとめると
- コーヒー豆は「コーヒーノキ」という植物(アカネ科コーヒーノキ属)の果実から取り出された種子
- コーヒーノキ属で飲用されるのは主に「アラビカ種」「カネフォラ種」「リベリカ種」の3種類
- スペシャルティコーヒーには「アラビカ種」が使われている
- 「アラビカ種」の代表的な品種が「ティピカ」と「ブルボン」
- 「アマレーロ」は「ブルボン」を品種改良(突然変異?)したもの
- 「アマレーロ」はポルトガル語で「黄色」の意味。完熟した果実が黄色い
- 「ブルボン アマレーロ」は「イエローブルボン」と呼ばれることもある
といったところです。
こちらに「アマレロ」の写真がありました。
本当に実の色が「黄色(アマレロ)」ですね。
ひと口に「ブラジル産」と言われても…
それにしてもブラジルは広い(日本の22.5倍)ので、もう少し「xx地域」とか教えてもらわないとピンときません。
人口は約2億40万人(ブラジル地理統計院推定、2014年)で首都はブラジリア。コーヒー豆の生産量は第一位、消費量は米国に次ぐ第二位の「コーヒー大国」です。
「ブラジル ブルボン アマレーロ」はおいしくて気に入りましたが、味の評価はもっといろいろ飲み較べる修行が必要かもしれません。
その過程も含めて「コーヒー」を楽しみたいと思います。
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