「エチオピア アゼブ タデッセ(Azeb Tadesse)」で浅煎りの酸味と甘味を楽しむ(andoh coffee)

ロブスタが続いたので、久しぶりに浅煎りアラビカを飲みたくなって「andoh coffee(アンドーコーヒー)」でエチオピア産コーヒー豆を買いました。

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エチオピア産コーヒー豆は 19銘柄目

エチオピア産コーヒー豆も 19銘柄目で、もうすぐ 20銘柄ですね。

「andoh coffee」の公式サイトに「Ethiopia / Azeb Tadesse」の詳細情報がありました。

【生産国】Ethiopia(エチオピア)
【エリア】Gedeo, Kochere(ゲテオ県イルガチャフェ コチャレ地区)
【水洗所】アゼブ タデッセ(Azeb Tadesse)
【生産処理】Washed(ウォッシュド)
【品種】Ethiopian Heirloom(原生種)
【標高】1800-2200m

Taste of Harvestの品評会においてウオッシュド部門で入賞したロットです。

エチオピアのコーヒー産地の中で、品質が高い事で有名なのが、イルガチャフェ地方になります。更にその中でもコチャレ地区は、品質が高いことから”コチャレ”として販売されています。

Ethiopia エチオピア / Azeb Tadesse アゼブ タデッセ | andoh coffee

販売終了後に詳細情報ページを削除するサイトも多いので、手元に残る情報は助かります。

Googleマップで「コチャレ(Kochere)」を調べると、そばに「イルガチェフェ(Yirga Chefe)」もありますね。

以前も「イルガチェフ コチャレ」を飲んだことがありますが、エリアの名前がブランドになっています。

エチオピア産のコーヒー豆「イルガチェフ コチャレ」を味わう(珈琲や 東小金井工房)

そんな中、「アゼブ タデッセ(Azeb Tadesse)」は水洗所の名前ですね。

「Ethiopian Heirloom(原生種)」とは

「品種」は「Ethiopian Heirloom(原生種)」となっていますが、それ以上の情報はなく、「Heirloom」をネット検索すると以下の王な情報がありました。

Heirloomとは、エチオピア特有の呼び方です。前述しましたが、ざっくり言えば、原生種です。

50年以上、もしくは100年以上前から、原生しているコーヒーノキから摘むコーヒー豆のことを総称して、Heirloomと呼んでいます。

通常のコーヒー豆には、コーヒーノキの特徴や豆の大きさ、形、風味などでブルボン種、ティピカ種など種類が分かれています。しかし、Heirloomは原生種であるため、年々自然交配が起きていきます。

そのため、木々それぞれに個性があります。それを厳密に分けていくと、それは10000種類以上になります。

エチオピアのコーヒー豆のこと。Heirloomの歴史。|pentagon@元バリスタ

要するに、品種は特定できない、ということなのでしょう。

過去のエチオピア産コーヒー豆を調べましたが、「原種」という言葉はありますが、品種が「Heirloom(原生種)」と紹介されているものはありませんでしたが、今後は注意して見ていきたいと思います。

明るい酸味のあとに甘みが楽しめる

今回の「Azeb Tadesse」は 7/12 に焙煎されたもの。焙煎日を明記してくれると安心感があります。

封を切ると焙煎は浅めでサイズは小粒ですが、しっかり粒ぞろい。

蒸らしの膨らみは少ないです。

明るい酸味が口の中に広がり、甘みが残ります。

「andoh coffee」の浅煎り豆を挽いて抽出した一杯、今回もしっかり美味しいです。

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