2024年9月8日に「LIGHT UP COFFEE 吉祥寺店」で「店頭カッピングセミナー」に参加してきました。
もう少しコーヒーの味を言語化できたら嬉しい
以前から「LIGHT UP COFFEE」の「テイスティング・セット」は何度か試していますが、正直、繊細な違いを表現する方法はいまだに分からずじまいです。
吉祥寺の「LIGHT UP COFFEE(ライトアップコーヒー)」でスペシャルティコーヒーをテイスティング 吉祥寺「LIGHT UP COFFEE(ライトアップコーヒー)」で3度目のテイスティング!でも、せっかくなので、もう少し「違いの分かる男」になりたくて、今回、カッピングセミナーに申し込んだわけです。
販売中の6銘柄を飲み比べるだけでも貴重
今回は現在、店頭で提供中のシングルオリジンのコーヒー 6種類を並べてのカッピングでした。同じ条件での飲み比べができただけでも貴重な経験です。
カッピングは条件を共通にして行われているとのこと。確かに正確に比較するなら条件は揃えないといけませんよね。
粉10g に対して沸騰直後のお湯 166g (粉60g/1L)
ただし、水の質によっても違ってくるので、吉祥寺店では 180g で行っているとのこと。
同じ条件になるようにコーヒーを抽出
抽出しすぎないように挽きは少し粗め。
ここに沸騰直後のお湯を計量しながら一気に注ぎます。
粉が浮かび上がった状態で 4分浸します。
4分浸したらスプーンで表面をめくり、その後、下まで 3回かき混ぜます。
さらに4分待ちます。その間に香りをチェック(ブレイク)。
スプーンであく取り(スキミング)してテイスティングの準備完了。
やはり私には細かい違いは分からない気がする
共用のカッピングスプーンでコーヒーの上澄みをすくい、自分のスプーンに移してから香りも味わえるようにすすり上げます。共用のスプーンは都度、水洗して、使うときは手間でのペーパーで水切りをしてからコーヒーをすくいます。
すべて飲みつくすと厳しいので、手持ちのカップにスピットします。
1から順に6まで、2週してメモをしていきましたが、いつもながら私には細かい違いは分かりませんでした。もちろん他と比べて甘みが強く感じられるもの、バランスよく飲みやすいもの、といった評価はしてみましたが、そのあたりが精いっぱいで、具体的なフルーツとかナッツとかまでは表現できません。
しかも 6種類、飲めば飲むほど、分からなくなってくる、というのが正直なところです。
コーヒー好き同士でワイワイやるのは楽しい
でも、講師をしてくださった方も、ほかの 5名の参加者も、しっかり言語化しようとチャレンジしており、初めて聞くような表現もあり、とても楽しんでいるのが伝わって素晴らしかったです。
大きな種(核果)を持つフルーツを「ストーンフルーツ」というのですね。
複数の人が同じ感想だったり、でも少し違う表現だったり、その擦り合わせの作業自体、とても面白くて楽しめました。気の合ったメンバーで、この作業を繰り返せば、研ぎ澄まされていくのかもしれません。
個人的には「4」の「ブルンジ」が一番、飲みやすくて好きだ、ということは伝えさせていただきました。せっかくなので、セミナー後に豆を購入したので、自宅でじっくり味わいたいと思います。
カッピングで気に入ったブルンディ産コーヒー豆「ニャギシル」を味わう(LIGHT UP COFFEE)なにはともあれ、分からないなりに、コーヒー好きなメンバーで一緒にワイワイできるのはとても楽しかったです。
講師の方が、どんな感想にも前向きな表現で対応してくださったので気持ちよく過ごせました。すごくいいセミナーで、参加してよかったです。ありがとうございました。