行きつけの「すずのすけの豆」ですが、久しぶりにタイミングが合って新銘柄「アンブルゴ農園」を購入できました。
「メキシコの三大生産地」でも「チアパス州」は初めて
メキシコ産は 6銘柄目ですが、これまではベラクルス州かオアハカ州でした。
- カサンドラ – ベラクルス州(珈琲や)
- オーロラ農園 – オアハカ州(すずのすけの豆)
- Huehuetepan 2017 – ベラクルス州(加藤珈琲)
- オアハカ – オアハカ州(珈琲散歩)
- サントゥアリオプロジェクト – ?(カルディ)
それが今回は「チアパス州」。これでやっと「メキシコの三大生産地」が揃いました。
メキシコのコーヒー産地は、メキシコ湾の べラクルース州、太平洋側中南部のオアハカ州、グアテマラ国境沿いのチアパス州、大きくこの3つに分けることができます。
Googlマップによると「チアパス州(Chiapas)」はこのあたり。
ベラクルス州、オアハカ州よりも南にあり、メキシコ最南端になります。
「アンブルゴ(Hamburgo)」はスペイン語で「ハンブルグ」
さらに「アンブルゴ農園」は「ソコヌスコ地方」にあり、チアパス州南西端のグアテマラと境を接する地域にあります。
お店の説明文によると
アンブルゴ農園は1888年に、ドイツからの入植者であるツール・エリック・エデルマン氏により開拓され、その後、現在に至るまで代々コーヒー生産を受け継いでいます。
ということで、現在は4代目なのだとか。そしてさらに Wikipedia によると
大規模なコーヒー栽培によってソコヌスコはもっとも成功したドイツ人移住地のひとつとなり、チアパスのジャングルに作られたフィンカ(農園)には、アンブルゴ(ハンブルク)、ブレーメン、リューベック、アルゴビア、ビスマルク、プロイセン、ハノーバーといったドイツ風の名前がつけられた
のだそうです。なるほど。
ブルボン種100%の味はいかに
能書きはこの辺りで、早速、淹れてみましょう。サイズは標準的でやや深めの中煎り。
蒸らしの膨らみはこんな感じ。
ほどよい苦味と酸味で飲みやすく、しっかりコクとほのかな甘味。いつも同じような感想ですが、ちゃんとおいしいです。
ブルボン種100%だと分かるのかと言われれば、全然ですが、とりあえず「メキシコの三大生産地」のコーヒー豆はすべて飲んだということでメデタシメデタシ…。
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