ホンジュラス産コーヒー豆「テパングアレ農園」のまろやかな酸味を楽しむ(TINY PONTA COFFEE)

「TINY PONTA COFFEE」で今回は「ホンジュラス テパングアレ農園」をチョイス。

ホンジュラス産は生産量と銘柄数の順位が近い

これで「ホンジュラス」産は 13銘柄目。「TINY PONTA COFFEE」では 2銘柄目。

銘柄数ランキングでも単独 7位とランクアップ。

世界のコーヒー豆 生産国一覧&生産量ランキング表

世界のコーヒー豆 生産量でも 6位なので、順当な銘柄数ともいえます。

世界のコーヒー豆 生産量ランキング 2023(出典:FAOSTATデータ 2025年1月抽出)

「ラ・パス県」にある「テパングアレ農園」

いつもの「TINY PONTA COFFEE」の「GOOD COFFEE LIFE」の資料に「テパングアレ農園」の情報はありませんでした。

GOOD COFFEE LIFE.pdf – Google ドライブ

仕方なく「テパングアレ農園」で検索すると、以下の情報が見つかりました。

TEPANGUARE ANAEROBIC HONEY / HONDURAS

農園の位置するラパス県は古くからコーヒー生産がおこなわれているホンジュラス国内でも主要なコーヒー生産地とされています。しかしながら、このラパス県のコーヒーは、産地としてよりネームバリューを持っているマルカラ・ブランドのコーヒーとして集められており、ラパスの生産者は片道2時間かけてマルカラへチェリーで運んでいたと言います。現在では、スペシャルティコーヒーとしてマーケットの多様性が開かれたことで、ラパスの土壌や気候条件、そこから生産されるコーヒーに改めて注目が集まるようになりました。

テパングアレ農園もこうしたラパスの生産者一族の一人で、農園は2019年に開港した新国際空港を見下ろす山の頂上に位置します。太平洋からの乾いた風と大西洋からの湿潤な風がこの山でぶつかり、独自のマイクロクライメット(局地的気候)をもたらします。

生産国:ホンジュラス
生産地域:ラパス、テパングアレ
生産者:テパングアレ農園 / アベル メヒア
標高:1,600m

TEPANGUARE ANAEROBIC HONEY/HONDURAS|THE WORD COFFEE|テパングアレ アナエロビックハニー – THE WORD COFFEE ROASTERS

ホンジュラスの「ラ・パス」はこのあたり。

ラパス県 (ホンジュラス) – Wikipedia

以前も「ラ・パス県」の「マルカラ地区」はホンジュラスの「コーヒーの首都」として紹介しました。

ホンジュラス産のフェアトレード認定コーヒー豆「ローマン オリーバ」を味わう(CAPITAL COFFEE)

その「マルカラ」ブランド力に頼らず、「テパングアレ農園」独自で頑張ろうということでしょう。

2025/10/19「GOOD COFFEE LIFE」で情報発見

あとになって「TINY PONTA COFFEE」の「GOOD COFFEE LIFE」の資料に「テパングアレ農園」の情報を見つけました。消えないうちにコピーしておきます。

もともと農園の位置するラパスは古くからコーヒー生産がおこなわれており 16,500 キンタルを生産する、コーヒーの一大生産地であります。このラパスのコーヒーは 1.5 時間かけてマルカラにチェリーで運ばれ、産地としては有名なマルカラブランドで販売されていました。テパングアレ農園は 2019 年春に開港予定の新国際空港を見下ろす山のてっぺんに位置します。太平洋からの乾いた風と大西洋からの湿潤な風がこの山でぶつかり、独自のマイクロクライメット(局地的気候)をもたらします。農園主のアベル・メヒア氏は、祖母よりこの農園を引き継ぎました。メヒア氏は非常にまじめでかつ、献身的に生産活動に従事しております。

真っ赤に摘み取られたチェリーは農園から車で 15 分離れたミルに持ち込まれ、屋根つきのサスペンディドパティオで 21 日間かけてゆっくりと乾燥させます。(Slow Drying) この工程を経た生豆は経時変化に非常に強く、ヒスイのようなその色を永遠に保ちます。また、メヒア氏はとても優しく隣人の農園にも協力してウェットミルを持たない彼らのためにプロセスを代行し、丁寧に乾燥させてクリーンな生豆に仕上げました。その農園のカップクオリティはスペイン、台湾、韓国のバイヤーを魅了し、世界的にとても評価が高かったです。これも、メヒア氏の生産処理・乾燥における経験と技術のたまものであります。

テパングアレ農園のブルボン種の樹は、樹齢は多少古いですが、ブルボン種特有のエキゾチックなアフターテイストをもたらします。アベル・メヒア氏の情熱と献身が生んだ傑作をお試しください。

生産者名:アベル メヒア
都市・地域:ラパス県 テパングアレ
標高:1,600m
品種:ブルボン 精選:ウォッシュド

GOOD COFFEE LIFE.pdf – Google ドライブ

焙煎豆を挽いて淹れたときの香りは格別

ここ3週間は、ずっと「銀河コーヒー」からプレゼントされた「残り福袋2025」の銘柄を楽しんでいましたが、「粉」での提供だったので「挽きたての香り」という点では弱かったかもしれません。

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それが今回、袋を開けた時点で袋にたまっていたガスの香りが鼻をくすぐります。やはり「豆」で買いたいと再認識。焙煎はやや深め。

蒸らしの膨らみも程よくあり、香りもさらに広がります。

やや深めの焙煎にかかわらず苦味は少なく、酸味のあと、まろやかなコクと甘みが広がります。

香りとともに、おいしくいただけました。

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