「銀河コーヒー」の「残り福袋2025」の中から、キューバ産コーヒー豆のブランドしては有名な「クリスタルマウンテン」を久しぶりに淹れて飲んでみました。

前回「クリスタルマウンテン」を飲んだのは 10年前
前回、「クリスタルマウンテン」を飲んだのは 2015年5月 で、もう 10年近く前になります。当時は焙煎コーヒー豆を挽いて飲み始めた最初の頃で、相変わらず無難なことしか書いていません。
「クリスタルマウンテン」を挽いていれました
「クリスタルマウンテン」は『香り高く、酸味、苦味、甘味のバランスが良い』とありましたが、確かに「バランスがいい」というのは分かります。
武蔵野市にある自家焙煎珈琲豆の専門店「アンダンテ」でキューバの「クリスタルマウンテン」を購入
あれから 10年で舌が肥えたかというと、正直、あまり自信はありません。飲んだ銘柄も生産国も増えましたが、微妙な違いは、ますます分からなくなってきている気さえします。

とにかく飲み続けて、あとは精進あるのみですね。
キューバの水晶鉱山「エスカンブライ」で栽培
「残り福袋2025」の同封された「銀河コーヒー」の資料によると「クリスタルマウンテン」の「クリスタル」は、キューバの水晶鉱山「エスカンブライ」の山麓で栽培されることに由来しているとのこと。
クリスタルマウンテン
世界最上級コーヒーのひとつ。その名の通りキューバの水晶鉱山エスカンブライで栽培される、最高の粒の大きさと美しさの珈琲豆。
その上品でマイルドな香味は、同じカリブ海のブルーマウンテンがライバルとしてあげられます。
【地域・農園】エスカンブライ山麓 農園
「クリスタルマウンテン」という山はなく、「エスカンブライ」で Googleマップ検索すると見つかりました!
もう少し「エスカンブライ」で検索すると、以下の表現がありました。
キューバ クリスタルマウンテンとは
キューバ共和国はカリブ海に浮かぶ熱帯の島国で、世界のコーヒーの中でも指折りの逸品といえる「クリスタルマウンテン」を産出します。
産地にあるエスカンブライ山脈の石英岩が朝露にぬれてきらきら光ることから、“クリスタルのような山でとれるコーヒー”という名が付けられました。
ワールドビーンズショップ / キューバ クリスタルマウンテン
ちなみにクリスタルと石英の違いは
水晶と石英
水晶(Rock Crystal)と石英(Quartz)は鉱物としては同じもので、石英のうち美しく価値のあるものを水晶と呼ぶ
帝京大学やまなし伝統工芸館ホームページ
なのだそうです。なるほど。
「クリスタルマウンテン」の条件は産地だけではない
エスカンブライ山脈で採れたコーヒー豆なら「クリスタルマウンテン」と名乗っていいわけではなく、スクリーンサイズ(生豆の大きさ)が 18以上の ETL よりも厳しい規格で選別されているとのこと。
クリスタルマウンテンの条件
クリスタルマウンテンの産出国であるキューバでは、生豆の大きさによって等級分けが行われています。スクリーンサイズ(生豆の大きさ)が16以上はAL、17以上はTL、18以上は ETL と分類。クリスタルマウンテンは ETL よりも厳しい規格で選別されています。
クリスタルマウンテンとは?水晶が採れる場所で栽培される高級な味わいのコーヒー | COFFEE TOWN(コーヒータウン)
生豆のサイズが大きいほど美味しいかは分かりませんが、ブランディングとしてはありでしょう。
鼻から抜ける香りは確かに「桃」かもしれない
今回も前置きが長くなりましたが、淹れてみましょう。袋込みで約 62g。4杯くらいですね。

「クリスタルマウンテン」に選ばれた豆のサイズは確認したかったのですが粉なので分かりません。色的には浅めの中煎り。

蒸らしの膨らみはありません。

ほのかな酸味に苦味はほとんどなく、マイルドという表現がピッタリ。

味も香りもバランスよく、上品な一杯となっています。
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