「マダガスカル」「プエルトリコ」をゲットした「麻布珈房」で、今度は「カナリア諸島(スペイン)」のコーヒー豆を購入しました。
最初は「スペイン」で 1か国にカウント予定だった
「カナリア諸島」はスペイン領です。でも、この島で採れた希少豆だけで 1か国とカウントするのは少し無理があると感じました。
アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある、7つの島からなるスペイン領の群島である。「カナリア諸島」の名前は「グラン・カナリア島」のラテン語名「Insula Canaria(「犬の島」の意)」に由来する。なお、鳥の一種カナリアの名は、原産地のひとつである本島に因んでおり、カナリアが生息しているからカナリア諸島となったわけではない。
そこで「レユニオン島【フランス】」と「セントヘレナ島【イギリス】」と共に、生産国のカウントから外すことにしました。
総面積は 7,447平方km ということで、日本なら「熊本県」くらいの大きさということになります。
「グランカナリア島」の「ロス・グリモネス農園」
「カナリア諸島」は 7つの島からなり、今回の「ロス・グリモネス農園」は「グランカナリア島」にあります。
ほぼ中央の円形に近い島が「グラン・カナリア島(Gran Canaria)」。中央に「ニエベス山」があり、ある程度の高地もあるのでコーヒーの生産もできそう。
2020年にカナリア諸島は大規模な「砂嵐」の被害にあったそうです。
そんな中で被害のなかった「ロス・グリモネス農園」からの入荷とのこと。
2020年2月、カナリア諸島はかつてない大規模な砂嵐により農作物は大打撃、当分カナリア諸島からの豆は入手不可と思われましたが、被害のなかったグランカナリア島のグリモネス農園より今回入荷できました。
ただですら希少なのに輪をかけて、といった感じです。
希少豆なれど、しっかりスペシャルティ
光の当たり具合にもよりますが、やや浅めの焙煎で、お店側では「ハイロースト」となっています。
購入して少し経ったので蒸らしの膨らみは少なめですが、しっかり華やかな香りが漂います。
味のバランスはよく、直前に「カンボジア ロブスタ」を飲んだこともあって、ものすごくおいしく感じてしまいました。
希少豆ですが、しっかりスペシャルティコーヒーになっています。