グアテマラ産コーヒー豆「ゲイシャ オーロラの風(エル・モリート農園)」を味わう(銀河コーヒー)

「銀河コーヒー」の「残り福袋2025」に「オマケ」として追加してくれたグアテマラ産のコーヒー豆「ゲイシャ オーロラの風(エル・モリート農園)」を淹れてみましょう。グアテマラ COE2022 で優勝した農園とのこと。

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COE グァテマラ2022 1位 獲得の「エル・モリート農園」

「銀河コーヒー」のシールには以下の情報しかありません。この内容だと「グァテマラ2022 1位を獲得」したのは「エル・モリート農園」であり、今回の「ゲイシャ オーロラの風」はその農園で採れたゲイシャということのようです。

ゲイシャ オーロラの風

グアテマラ COE2022 優勝 エル・モリート農園

輝く香味が温度と共に変化。グァテマラ2022 1位を獲得 エル・モリート農園のゲイシャ

これ以上「銀河コーヒー」サイトに情報はなく、「ゲイシャ オーロラの風」で検索しても、これぞという情報は見つかりません。そこで「エル・モリート農園」で検索すると「オーロラの風」ではないものの「ゲイシャ」は販売されていました。

El Morito農園が位置するハラパ県マタケスクイントラ、モラレス村は首都グアテマラ・シティから東に車で2時間、エル・サルバドルの国境に向かう途中にあります。そしてこの農園はグアテマラCOEにて2013年2位、2014年3位、2015年2位を獲得し、2022年には1位を獲得するなど…グアテマラを代表する名農園として広く知られています。

【5/30焙煎分】387 Guatemala El Morito Geisha Washed

Googleマップで「マタケスクイントラ(Mataquescuintla)」はありました。確かに「グアテマラ」の「ハラバ」県の中にあるので、場所的にはこのあたりで間違いなさそうです。

さらに「Finca el Morito」も「Mataquescuintla」の近くで見つかりました。

Facebook にも「Finca el Morito」のページがあります。

Finca el Morito, Mataquescuintla, Jalapa |Facebook

コーヒー豆の写真がカバー写真となっており、間違いなさそう。

「オーロラの風」と「オーロラ農園」は関係あるか?

「グアテマラ ゲイシャ オーロラ」で検索すると「オーロラ農園」がいくつも検出されます。

この「オーロラ農園」が「オーロラプロジェクト」を展開しているとのこと。

オーロラプロジェクト:未来へのビジョン

オーロラ農園の取り組みはコーヒーの生産だけにとどまりません。コーヒー農家の持続可能な未来を育むことです。オーロラ プロジェクトを通じて、農園主のアルド氏は、経済的に自立しているだけでなく、環境保護活動にも貢献するコーヒー生産者のコミュニティを構想しています。

極上の逸品を発見:グアテマラ コバン オーロラ ファーム ゲイシャ ナチュラル

そして「銀河コーヒー」の「オーロラの風」に関する注釈に『オーロラプロジェクト参加』と書かれており、何か関係があるのかもしれません。

ゲイシャ「オーロラの風」 輝く香味が変化。世界最高のコンテスト COE 優勝農園

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推理しなくても「銀河コーヒー」さんに直接、聞いてみるといいかもしれませんね。

「オーロラ」は国鳥ケツァールが由来(2025/3/5 追記)

「銀河コーヒー」さんが X にリポストして教えてくれました。

オーロラは、この地方にも住むカラフルなグァテマラの国鳥ケツァールに由来、ちなみにお金の単位もケツァール。

https://x.com/gingacoffee/status/1896829622865830261

なるほど。なぜ中米で「オーロラ」なのかと思ったら、あのカラフルな鳥「ケツァール」の羽の色が光の具合で変化することにちなんで、ということのようです。

羽の部分は萌葱色ですが、光の具合でオーロラのように変化します。鮮やかな色彩と愛くるしい表情がとても魅力的で、ずっと見ていても飽きませんでした。

ケツァールに会いにコスタリカへ② | 今日も窓からエンパイア

そういえば「エル・ケツァール」という名前の農園もあれば、「ケツァール」をパッケージのイラストに採用した銘柄もありました。

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それほどまでに中米を象徴する鳥なのでしょう。

ケツァール

ケツァール (英語・スペイン語: quetzal) は、鳥類キヌバネドリ科の一種である。学名 Pharomachrus mocinno。カザリキヌバネドリの和名もある。鮮やかな色彩をもつ美しい鳥として知られている。

メキシコ南部からパナマにかけての山岳地帯の森林に生息している。体長は35センチメートル程度だがオスは長い飾り羽をもち、これを含めると全長は90 – 120センチメートルにもなる。頭から背にかけて光沢のある濃緑色をしており、腹部が鮮やかな赤色である。

Quetzal01.jpg
D.Hatcher – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる

ケツァール – Wikipedia

明るい酸味のあとに甘みと香りが広がる

今回も前置きが長くなりましたが、淹れてみましょう。袋込みで約 30g。これは 12g で 2杯ですね

「オマケ」は豆で頂けたので嬉しいです。サイズは普通。やや浅めの中煎り。

豆から挽いた分、蒸らしの膨らも少しあって、そしてほんわりと華やかな香りもあります。

明るい酸味のあとにわずかな苦味、そして甘みもふわっと香りとともに広がります。

先日飲んだ「ゲシャ1931」にも似た明るさで、おいしくいただきました。

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