誕生日なので、なにかユニークなコーヒー豆はないかと探したところ、アマゾンで見つけました!
樹齢100年を超えるコーヒーの木から収穫
商品の説明によると、長い歴史のあるブラジルのコーヒー農園だからこそ、樹齢百年を超えるコーヒーの木があるのだとか。なるほど。
通常、コーヒーの木の収穫は長くて30年といわれます。しかしながらこの 100年以上の歴史を持つセルタオ農園には、その一角に佇む樹齢百年を超えるコーヒーの木があり、なんとチェリーが実りました。
Amazon | コーヒー豆 世界樹のコーヒー | 銀河コーヒー | 焙煎 通販
検索すると「銀河コーヒー」の公式サイトもありました。
「直営ウェブショップ」でも「世界樹のコーヒー」は買えるようです。
価格はアマゾンと同じで、公式だと「おまけ」が付くそうです。
カルモデミナス地域にある「セルタオ農園」
「セルタオ農園(FAZENDA SERTAO)」で Googleマップ検索するとありました!いつもの「ミナスジェライス州」ですが、コーヒー産地としても有名な「カルモデミナス(Carmo de Minas)」地域にあります。
「カルモデミナス」については以前も調べました。
マンチケーラ・デ・ミナスは、2011年に高品質のコーヒーを生産する地域として、地理的表示保護(PGI)(Protected Geographical Indication)の地理的表示(GI)(Geographical Indication)の保護を取得しました。
カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)は、マンチケーラ・デ・ミナスの代表的なコーヒー生産地域です。
ブラジルのコーヒー生産地域(ミナス・ジェライス州):マンチケーラ・デ・ミナス
要するに「マンチケーラ・デ・ミナス」は Googleマップで検索できるエリアではなく『25の自治体から構成されたコーヒー生産地域』であり、「カルモ・デ・ミナス」は、その「25の自治体」のひとつ、というわけです。
さらに「カルモデミナス」について、特徴をまとめた記事がありました。
カルモデミナスは、ブラジル南東部に位置する高原地帯です。この地域は、コーヒー栽培に理想的な環境を持つことで知られています。標高約900〜1,500mの高地にあり、年間を通じて穏やかな気候に恵まれているのです。
地理的には、首都ブラジリアから南東に約1,000km、サンパウロ市からは北東に約350kmの位置にあり、周辺には数多くのコーヒー農園が広がっています。
【決定版】カルモデミナスとは?コーヒーの特徴からおすすめまで徹底解説 | コーヒー豆研究所
そんな「カルモデミナス」の中でも「セルタオ農園」は最初にコーヒーの栽培を始めた農園のひとつ、とのこと。
セルタオ農園の歴史は、カルモ・デ・ミナス地域で栽培されるコーヒー生産の歴史そのものです。 この地域のコーヒー栽培者の第一人者、ジョゼ・イシドロ・ペレイラは、父親が1歳になったときに亡くなりました。 その後、成長して歯科医師となった彼は、母親が亡くなったときファゼンダ・セルタオを含む土地の唯一の相続人でした。
運命が彼をカルモ・デ・ミナスに連れ戻し、数年後の1949年、ジョゼ・イシドロはナザレス(Nazareth Dias Pereira)と結婚しました。ジョゼの子供たちもまたコーヒービジネスを継続させています。ジョゼ・イシドロの死後、セルタオ農園はナザレスに引き継がれ大事に育まれています。
ブラジル 百年珈樹 セルタオ農園 レッドブルボン ナチュラル | 珈琲問屋オンラインストア
バランスよくコクのある美味しい一杯
注文して 3日後、しっかりしたパッケージで送られてきました。
いい感じのイラストシールが貼られていますが「ブラジル セルタン農園」となっており、「セルタオ農園」の間違いと思われます。次の増刷があれば直して欲しいです。
封を開けると、いかにもコーヒーらしい香り。特に年季の入った感じはしません。サイズは小ぶり。焙煎はやや浅め。
蒸らしの膨らみはほどよく、穏やかなガスの放出がいい感じ。
酸味も苦味もほどよくて、しっかりコクもあっておいしいです。
「世界樹だから」といった特別なところはありませんが、とてもバランスのいい一杯となっています。